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- 第2回『各々の死に時。』 -

言葉の中に閉じ込められて
そこで殺されたい
意味を持って死にたい、愛されたい。
できれば窮屈でないところが良い
愛とか恋とか、そんなんはきっと
人気でくるしいと思うから、
もっと、もっと誰も知らないようなところへ。
でも誰も知らないところは私も知らない、
だから、それを知るために生きている。
もう十二分に知ったと思ったその時が、
私の死に時だ

人に触れよう、言葉を知ろう、
音楽に触れよう、それを芸術と呼ぼう
過去を見定めて、それを悲しもう
意味を成さずとも、
共通項だけ見つけられればそれで十分
その時の最上級の感情のこと、
どれだけ忘れずに居られるか、それを今
あなたと勝負しているんだ!

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