キャプテンつばさ誕生!

2018年9月4日のこと。

長男つばさが中学サッカー部のキャプテンに任命されましたw
この出来事に対する気持ちはなかなか理解してもらえないかもしれませんが、夫婦そろって大喜びです。

元々そんなつもりでつけた名前ではないし、字も違うけど、小4でサッカーを始めることになった時点から、いつかキャプテンになって欲しいなと思っていました。
とはいえ、もともと運動能力の成長具合が周囲より遅く、これまでの5年間、レギュラーとは縁遠い状態だったし、本当にサッカーが好きなのかどうか、時々不思議に思うくらいの彼でした。だから、せっせと試合の送迎はするものの、仲のいい友人たちがバンバン試合に出てるなか、試合に出れずにベンチに座っている彼の姿を見ることの方が圧倒的に多かったわけで、色々なシーンで正直なところ親としては複雑すぎる気持ちを味わい続けました。
でも、彼には、幼い頃から「メンタルの強さ」「コツコツ続ける力」「正義感の強さ」「責任感の強さ」「病気にならない強さ」というストロングポイントがあったので、現時点での技術レベルは他のメンバーより劣っていたとしても、その分伸び代はたくさんあるし、それを補って余りあるものをチームにもたらすことができる存在だと信じていました。

実際、小6の後半での小さな成功体験を得たことがきっかけで、中学に入ってからは、とにかく真面目に練習に取り組んでいました。
それから、親としてできるサポートとして、体幹強化と瞬発力向上のために、会員制のジムにも通わせていました。それらの甲斐あって、この1年間でみるみる体型が変わり、運動能力も大幅にアップしました。
けど、彼が本当にすごいのは、それ以外の部分にあると思っています。入部当初からこれまでの1年半、平日の練習にはできるだか早く、休日の練習日には必ず開始1時間前にグラウンドに行ってみんなのために準備をし、試合の際は率先して荷物運びをし、ラインズマンを引き受け、監督の呼びかけにはいち早くレスポンス、ベンチからは大声でコーチング等々、試合に出れない日々が続くなかでも、腐らずに常にそれらを続けてきました。

そんな姿を監督はしっかり見てくれていたようで、そういう部分や彼のストロングポイントを評価して、今回キャプテンに任命してくださったそうです。そういう人選をしてくださる指導者のもとでサッカーができていることに感謝です。

 しかも、彼とはタイプの違うもう1人とのダブルキャプテン制とのこと。これには驚きましたが、北九州家守舎も嶋田・遠矢という共同代表制をとっているし、よく考えたらアリかもって思っています。

とにかく、仲間と指導者に恵まれて良かったと思います。
きっと、強くて新しいチームを築いてくれると信じています。

いつの頃からか、彼がキャプテンになりたがっているということは知っていましたが、そのために、できること、やるべきことを愚直にやり続けた彼を誇りに思います。
こうして、自ら道を切り拓き、この年代で明確な目標を持った集団を束ねるキャプテンという立場を経験することができるってのは、今後の彼の人生にとって確実にプラスになるでしょう。

がんばれ。キャプテンつばさ!

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