登壇してくれた卒業生のみなさん、ありがとうございました!
今日1限は1年生向けの必修科目(指導的実習Ⅱ)の2学期初回だった。
この時間は、地創生に必要なスピリッツを注入すること、実習活動を行う際に必要となる基本的考え方やスキルについて学んでもらうことなどを主な目的としている。
今回は初の試みとして、卒業生4名に登壇してもらい、壇上で様々なお題についてパネルディスカッションをしてもらった。
実は昨夜、前夜祭ということで登壇する卒業生と、この授業を企画している教員メンバーで色々と話をしていた。そこでの話もすごく面白かったんだけど、1年生たちを前にして各人が今日話してくれたことも本当に面白かった。そして、すごく嬉しかった。
もちろん社会人としての経験を積んだからこそ言えること、そう捉えることができること、ってのもあるかもしれないけど、ちゃんと地創のスピリッツが身についてるなって感じたから。
とにかく、何度も頷きながら話を聴かせてもらった。
すごく頼もしいなって思いながら。
テーマが多岐にわたっていたので、今回は、あえてまとめることはせず、印象に残ったメッセージを箇条書きで挙げようと思う。順番はバラバラで。
・ご縁を大切にする
・とにかく現場に行く、そして、その分野等の言語を知る
・色んな人やものに興味をもち、知ろうとする
・とにかくアクションを起こすことで何かが生まれる(そのタイミングは様々)
・まずはやってみる
・その相手のストーリーを丁寧に聴く
・やらない後悔より、やった後悔
・つくるのは最終手段(まずはあるもので考える、見方を変えて考える、そのうえで、なければつくる)
・違和感を大切に(ただし、単なるクレーマーにならないように。カッコ悪いから)
・違うコミュニティに属してみることで新たな発見や学びがある
・無理してモチベーションをあげる必要はない
・学生という特権を活かして、とにかく色んな大人の人に会いに行こう
・DOよりもBE(何をやっているかより、どうあるか、どうありたいかが大切)
と、こんな感じ。
で、こうして改めて並べてみて感じたことが。
先日ブックレビューで紹介した「エフェクチュエーション」に書かれていたことに近い内容がほとんどだなって。
つまり、今日登壇してくれた卒業生たちは起業家に近い感覚をもっていると言えそうだ。(実際に個人事業主として頑張ってるメンバーもいたから当たり前かもしれないけどw)
たしかに、壇上で話をしている様子をそばで見た印象も踏まえると、起業家精神(アントレプレナーシップ)を持って、自分らしく社会で活躍している感じがした。
何度も言うけど、ほんとに頼もしいなって思った。
だからこそ、今日の話が1年生たちの心に響いていること、ポジティブな行動変容のキッカケになることを願っている。
実は、その後の2限も残ってくれて、さらにランチミーティングと称した今日の振り返りにも同席してくれたので、そこでも更に教員メンバーとの間で色々と話を聴くことができた。ここでの内容も面白かったし、やっぱり、やってる人の話には説得力があるし、言葉に力があるなって再認識できた。
そういう面でも嬉しかったな。
こんな感じで、昨夜からひたすら熱い深いやりとりができたこと、本当に良かったと思う。それと同時に、この雰囲気というか伝統みたいなものはしっかり残していく必要があるとも思った。それが地創のスピリッツなんだと。
登壇してくれた卒業生のみなさん、今日は本当にありがとうございました!