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日刀保の審査申込があっという間に上限に達するので注意

最近日刀保の保存、特保審査で上限数が設けられたのは記憶に新しいですが、よもやよもや、ここまで申請数の上限に達するのが早くなっているとは思いもしませんでした。

今日は4/1、月初めは何かしらの審査受付がある日です。
以前から出そう出そうと思い忘れていた刀装具の保存審査の受付、もしやっていたら申し込みたいと思い日刀保の審査スケジュールを見たみると、ちょうど刀装具の保存・特保審査受付開始日ではありませんか。
さっそく審査申請ページを開くとまさかの受付開始時間のちょうど10時。

こんな奇跡的なタイミング、これは受付1番が取れてしまうかもしれないなどとどうでも良い事を考えて申請ページを開きながらさてどの刀装具を審査に出そうかと5分ほど悩んでいたところ、あれよあれよという間に150程枠が埋まっていまいました。
想像以上の早さです。

これは悩んでいる内に枠が埋まってしまうと思い、取りあえず3点だけ急ぎ選び申請しました。
申請が終ったのが10:10頃だったように思いますが、その時点で残りの枠が400位に。
11時くらいにもう1点追加したいと思い再度見てみたところ既に枠がなくなっていました。

上は執筆時点の時間になっていますが、こんな感じで表記されていました


つまり開始1時間で申請枠が無くなった事になります。
開始40分ほどで枠が一杯と仰っている方も見かけましたので、実際は1時間も立たず埋まったものと思われます。

申請上限になってしまった時に取れそうな手段

ちなみに今回のようにネット申請があっという間に埋まってしまった場合は、1つ書面申請という手が良いかもしれません。
日刀保の申請上限数の規約をみると、刀装具はネット申請上限数が650、書面申請上限数が100となっています。
書面も先着順な気がしますが、1つこれにかけてみるのも良いかもしれません。

(画像出典:日刀保 審査上限制度について


いずれにしても、これだけ締め切りが早いとPC前で待機していないと厳しそうです…。

おそらく申請の大部分はお店によるものでしょう。
それにしてもリアルタイムで見ていたところ開始1~2分ほどで一気に50くらいの枠が減ったのは驚きですが、どのように入力しているのでしょうか。
まともに入力していたら1つにつき2分位はかかる気がしますが。
もしソフトなどを使用して自動応募されているような場合は手入力をしないと受付が出来ないようにするなどの対策が必要かもしれませんね。
皆が皆ソフトで自動応募のようにしてしまうと開始1分で枠が全て埋まるという事態になってしまうので…。

申請キャンセルを有料にするのも1つ手だったりするかもしれません。
これはこれで間違いなどの場合辛いですが、取りあえず枠を取っておこうとという人は減るかもしれません。

1人もしくは1店舗当たりの申請数上限を決めるなどは一見効果ありそうですが、1人当たりの制限を設けたところで複数名の名前で申請するだけでしょうしあまり意味が無いかもしれません。

趣味で刀装具を集めている私個人としては早く埋まったら埋まったで次回で良いか位にしか思いませんが、商いをされている方からしたら次の審査申請まで3か月もありますし(加えて合格してから証書発行されるまでの期間も)その間売りづらくなる、つまり販売調整が難しくなるので悩ましそうな問題に感じました。
審査員数や管理場所の問題から上限数を設けたと記憶しているので上限を設ける事は致し方ないと思いますが、もう少しシステムなど改善されると良いかもしれませんね。

今回審査に出す予定の目貫。普通に「蝦夷」と付いて欲しいですが果たして…



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↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

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