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大好きなものと深くつながる、蠍座月の時期の過ごし方

蠍座にトランジットの月が巡ってくる時、皆さんはどんなふうに過ごしていますか?

例えば、冬の果物売り場で見かける、みかんの入った赤いアミアミの袋ってあるでしょう。あの中に詰め込まれて、袋の口をキューッとしぼられたような感覚。心が狭い袋の中に入ることで、自分の内面と向き合わざるを得なくなるような傾向が出てくるんです。

すると、深く考えすぎたり疑い深くなったりして、いつもの調子が出ないなあ、ということがありませんか。

想像してみてほしいのですが、もしそんな時、袋の中に"ふわふわな何か"が一緒に入っていたら?袋をキュッと絞られることで、そのふわふわとの距離が近くなります。すると、ふわふわのぬくもりを存分に感じられるでしょう。

トランジットの月が蠍座に入る時期は、無理して周りに自分をわかってもらおうとしなくて良いんです。ただの顔見知りや、ちょっと付き合いがあるだけの人などは、袋の中に一緒に入る必要はありません。

入れて良いのは、あなたの大事な人だけ。側で寄り添ったり本音を打ち明けたりすることで、その大事な人との距離を縮める。そんなチャンスの時期ともいえます。

特に今そんな人はいないよ、いてもなかなか接点が持てないよ、という人は、対象が人間じゃなくてもかまいません。あなたの大好きな、とっておきのものを思い浮かべてみてください。蠍座の月の時期は、その大好きなものにじっくり向き合うことができるでしょう。

そして、それを今まで以上に大好きになったり、飽きるまで楽しんだからしばらくいいやと思ったり、納得するまで味わい尽くせるはずです。

蠍座の月の時期は、そんなふうに選び抜いた対象とともに過ごしてみてください。自分を深く知ることができたり、大好きなものとの絆が深まったり、濃密な時間が過ごせるでしょう。

それでは皆さん、良き蠍座の月の期間をお過ごしください。

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