雨水タンクを設置して

　雨水タンクを設置した。稼働してから3カ月経ち、水道代の請求を確認したら安くなっていた。

設置前：2か月　7500円　10月請求(８・９月の使用分）
設置後：2か月　6800円　12月請求分(10・11月の使用分)

　月当たり350円の節約だ。夏に比べて冬は庭に使う水が減るがここまで下がることはなかった。設置をして節水・節約できていたので嬉しい。

　庭に撒く水を全て雨水タンクからの水に変えたことでこの節約が実現したと思う。食器の予洗いも雨水タンクで行えばもっと節約になるのだが、便宜上それはなかなか難しい。
　

　うちは40坪の普通の一軒家で、雨水の貯水は二か所ある雨どいのうち1か所からのみ行っている。つまりうちの屋根に降る雨の二分の一しか貯めていない。しかしタンクが空になってしまって、外の水道を使う事になる、というようなことは設置してからは一度もない。

　使用しているタンクは↓

雨水タンク RainJourney レインジャーニー 115リットル 【ダークグリーン】

 115リットルなのだが、うちの庭には一つで十分だ。購入前は連結してもっと貯めようとしていたのだが、使用量が限られているので、これ一個で事足りる。この雨水タンクRain journeyは幅も小さくデザインも可愛いので気に入っている。ホームセンターで買えば市から半額雨水タンク設置の費用を負担してくれるそうなのだが、この種類は売っておらず、長く使い続けるのに真っ黄色だのオレンジだのと我が家のデザインにそぐわないカラーのものを設置したくなかったのでネットで購入して設置した。

　設置も簡単。説明書通りに雨どいを切って付属のカバーを取り付けてホースでつなぐだけ。設置場所の関係でうちは追加のホースが必要だったが、さほどな手間ではない。注意点とすれば、ちゃんと説明書通りに雨どいを切る事だ。うちはちゃんと水が入ってくるか心配だったので若干説明書よりも上を切ってホースをつなげたのだがその所為でタンクの上から水が溢れてしまう状態に陥り、排水ホースを別途取り付ける必要があった。これは説明書通りにしていたら不要だった作業である。

　雨が降るとタンクに水が貯まる。晴れだと太陽光が発電してくれる。どの天気になっても自然の恵みを無駄にせずに過ごせていると思うと心地が良い。

　ホームセンターによっては取り寄せてくれるところもあるかもしれないので住んでいる市役所へ問い合わせてみると良い。

　費用対効果
　雨水タンク　￥13,650円 （セールだったから安かった）
　ホース　　　￥ 2,300円
　設置費　合計￥15,950円

　月当たり　350円の削減　＝　46か月でペイするので、4年ほどで費用回収。その後もずっと削減可能であるならば、毎年4200円　削減し続けることができるだろう。雨水タンクはピンキリだがもっと安いものもある。となれば費用はもっと早く回収できる。日本は雨の多い国だ。これを利用しない手はない。