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東沙島(プラタス島)の歴史(片倉佳史)

東沙島(プラタス島)の歴史。
日本台湾交流協会機関誌『交流』の不定期連載
「片倉佳史の台湾歴史紀行」より。

東沙諸島は、またの名をプラタス諸島と呼ばれ る。中国大陸からはわずか 200 キロ、香港からは 南東の方向約 330 キロの距離にある。島の面積は わずか 1.74 平方キロで、東側に環礁が連なって いる。標高は低く、常に風波に晒されている。当 然ながら、有史以来、長らく無人島だった。 ここは前回、取り上げた南沙(スプラトリー) 諸島や、西沙(パラセル)諸島と同様、アジアの 火種として話題になることが多い。しかし、東沙 の海域は台湾(中華民国)政府の実効統治下にあ り、中国やベトナムからやってくる不法漁民との 葛藤はあるが、現在のところ、武力衝突などは起 こっていない。ただし、全域が管制区域となって いるため、旅行者のみならず、一般市民も自由な 渡航は認められていない・・・・

https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2018/2/HP.pratas.pdf


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