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ニイタカキクイタダキに会う

合歓山に行ってきました。この山は台湾中部にある山で、海抜3417メートル。ここは野鳥観察のスポットとしても知られています。台湾では多種多様な鳥に出会えますが、高山地域だけに棲息する鳥もおり、今回取り上げるニイタカキクイタダキ(新高菊戴)も海抜2000メートル以上のエリアだけで見られます。

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この鳥は中国語では「火冠戴菊鳥」と言います。とにかく小さく、わずか9センチ!台湾どころか、世界の中でもかなり小さな部類に入ります。また、動きがとても素早く、じっとしていてくれないので、撮影には非常に難儀します・・・。

それでも鮮やかな黄色が印象的な風貌で、目の周りと羽の先、そして、頭部が黒いのがアクセントになっています。特に頭の部分に注目で、黒い中に黄色いラインが入ります。この黄色い「頭髪」が繁殖期だけ、トサカのように立つという習性があります。

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残念ながら、私はトサカが立った状態のカットを撮ることはできなかったのですが、代わりに地上に降り立った姿を撮影することができました。ちょうど営巣期でもあり、一生懸命、動き回っていました。

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出会えただけでも、撮影できただけでもラッキーなのですが、やはり、今すぐにでも再び会いに行きたい!そう思ってしまう今日この頃です(笑)台湾の鳥は改めてかわいいな・・・と改めて思いました。

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