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台湾詳細年表・2012年

2012年 民国101年 平成24年

1月
3日 張栄発エバーグリーン(長栄)グループ総裁が総統選での馬英九候補支持表明。 
3日 外交部が石垣市議の魚釣島上陸に対し、尖閣諸島の領有を改めて強調。
3日 国民的歌手の鳳飛飛が香港で逝去。
5日 台北捷運(MRT)新荘線(輔大~大橋頭間)が延伸開業。
5日 日本留学中の台湾人女子学生2名が事件に巻き込まれ死亡。
6日 陳水扁前総統が義母の葬儀出席のため、仮出所。
6日 カナカナプ族が行政院原住民族委員会に部族認定を請願する。
11日 李登輝元総統が新聞広告で民進党の蔡英文候補の支持を呼びかける。
13日 李登輝元総統が民進党の集会に駆けつけ、支持を訴える。http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=965
14日 第5回総統直接選挙で国民党候補の馬英九が民進党候補の蔡英文を破り当選。副総統に呉敦義。また、同日第8回立法委員選挙。定数113名。当選者は国民党64名、民進党40名、台湾団結連盟3名、親民党3名、台湾団結連盟3名、民国党1名、無党団結連盟1名。
16日 日本政府が尖閣諸島を含む無名島に対して命名することを発表。外交部が抗議。
17日 埔心駅近くで踏切事故。「太魯閣號」(タロコ号)が砂利運搬トラックと衝突。運転士が死亡。25名が重軽症を負う。
20日 阿里山鉄道の神木線が運行再開。
23日 「台展三少年」と称された台湾人画家・郭雪湖が逝去。享年104。


2月
1日 立法院長に王金平、副院長に洪秀柱が選出される。
2日 台湾で活躍していた日本人タレントMAKIYOが仲間とタクシー運転手に暴行を加える不祥事。
6日 陳冲内閣発足。
26日 屏東県山岳部で地震発生。
29日 蔡英文民進党主席が総統選挙敗北の責任を取って辞任し、陳菊高雄市長が代理主席となる。

3月
7日 陳水扁前総統が検査入院(12日退院)。
8日 国立中央大学が海部俊樹元首相に名誉博士号授与。
12日  日本政府主催の東日本大震災一周年追悼式典で、台湾代表として出席した台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の副代表が一般参列席に案内され、指名献花から外される。後に野田佳彦首相が陳謝。
21日 呉伯雄国民党名誉主席が訪中(28日まで)。22日に胡錦濤国家主席と会談。
25日  桃園~静岡線、桃園~鹿児島線の中華航空定期便が就航。
27日 鴻海精密工業グループがシャープとの業務・資本提携を発表。

4月
1日 交流協会が公益財団法人に移行。
1日 呉敦義次期副総統が訪中。李克強副首相と会談。
7日 馬英九総統がアフリカ歴訪。18日まで。
12日 経済部が電気料金の値上げを発表。平均29,5%の引き上げ案。混乱を引き起こす。
16日  桃園~富山線の中華航空定期便が就航。
17日 石原慎太郎都知事が米国で尖閣諸島購入の意向を示す。
19日 天皇皇后両陛下主催の園遊会に馮寄台駐日代表夫妻が招かれる。国交団絶後初めて。
25日 中国の国務院台湾事務弁公室が南海諸島と尖閣諸島は中国と台湾(中華民国)が共同で守るべきと表明。翌日、行政院大陸委員会は中国と共同戦線を張ることはないと発言。
30日 作家で詩人の陳千武(本名陳武雄)が逝去。台湾志願兵としてインドネシアに向かい、捕虜となる。60年にわたって創作活動を行なう。

5月
8日 張栄発エバーグリーングループ総裁が叙勲。皇居での伝達式に出席し、天皇陛下に謁見。
16日  直木賞作家の邱永漢(きゅうえいかん)が逝去。享年88。
20日 第13代中華民国総統・馬英九が就任。第二次馬英九政権。副総統に呉敦義。
20日 行政院文化建設委員会が文化部に昇格。また、同日、行政院新聞局が廃止される。
25日 馮寄台駐日代表が離任レセプションパーティーで、園遊会について触れ、「外交官生活の中で最高の栄誉だった」と発言。
30日  民進党主席に蘇貞昌が就任。

6月
28日  桃園~大阪線の復興航空定期便が就航。
28日 東京都議による尖閣諸島周辺の視察に対し、台湾側も大正島付近に巡視船を航行。
28日 中国銀行台北支店が業務開始。

7月
1日  王金平立法院長を団長とする訪日団が東北の被災地を訪問。7日まで。
4日 台湾の遊漁船が尖閣沖に侵入。
5日 石垣市議ら二名が尖閣諸島の北小島に上陸。
7日 馬英九総統が釣魚台(尖閣諸島)に対する主権は一歩も譲らないと表明。
9日  改正出入国管理および難民認定法の施行に伴い、在留カード制度を導入。中華民国籍保有者は国籍欄に「台湾」と記入されることになる。
16日 ワールドゲームズ高雄大会が始まる(26日まで)。
23日  台湾出身の陽岱鋼選手が日本プロ野球オールスターゲームでMVPに選ばれる。

8月
5日 馬英九総統が尖閣諸島について「東シナ海平和イニシアチブ」を提案。自己抑制、紛争の棚上げ、国際法の遵守、行動規範の策定、資源の共同開発など。
8日 台湾赤十字が支援した公営住宅が福島県相馬市に完成する。
15日 香港活動家尖閣諸島上陸事件。
19日 超党派議員で構成された国会議員と地方議員、そして「頑張れ日本!全国行動委員会のメンバーなど計150名が尖閣諸島戦時遭難事件の海上慰霊祭を開くことを企画。この日、10名が魚釣島に上陸。
31日 馬英九総統が南沙諸島(スプラトリー諸島)太平島に上陸。

9月
7日 日本をけん制するべく馬英九総統が基隆沖の彭佳嶼を視察。
11日 日本政府が尖閣諸島の魚釣島、北小島、南小島の三島を国有化。
18日 鹿児島の地域政党「薩摩志士の会」が尖閣諸島魚釣島に上陸。
24日 日本への抗議と漁業権の確保を目的に宜蘭県の漁船60隻が尖閣諸島に領海侵入。放水合戦となる。
30日 台北捷運(MRT)新荘線(忠孝新生~古亭間)が延伸開業。

10月
2日 米国ヒラリー・クリントン国務長官が台湾をビザ免除指定国・地域に含めることを発表(11月1日から)。
4日 民進党元主席の謝長廷が訪中。8日まで。
5日 陳水扁前総統が重度のうつ病であると医師団が発表。
5日  玄葉光一郎外相が交流協会を通じて尖閣諸島についてのメッセージを発表。外交関係のない台湾に対しての行動としては異例のケース。
8日  北海道網走郡津別町と彰化県二水郷が友好都市提携。
10日 外交部が米国主要紙に尖閣諸島の領有権をアピールする意見広告を出す。
16日  桃園~大阪線のピーチ航空定期便が就航。
20日 バチカン市国との国交樹立70周年記念式典が開かれる。
27日  全日本プロレス台湾大会(27・28日)。新日本プロレスと全日本プロレスの共同開催。
28日  長栄(エバー)航空が桃園~函館線の定期便を就航。

11月
1日 高等法院が陳水扁前総統に対し、懲役18年6か月、罰金1億5600万元と裁定。
1日  長野県と高雄市が教育観光協定締結。
5日 高等法院が陳水扁前総統夫人である呉淑珍に対し、懲役19年2か月、罰金1億5800万元の裁定を下す。
8日 行政院が外国人居住者の永久居留証こう保持条件緩和を決定。
29日  岐阜県美濃市と高雄市美濃区が友好交流協定締結。

12月
1日 金傅聰駐米代表が着任。
6日 中国信託ホールディングスの辜濓松会長が逝去。
17日  群馬県と彰化県が友好協力協定締結。
18日  群馬県と台中市が友好交流協定締結。
21日  友愛グループの創設者・陳絢輝(けんき)が逝去。美しい日本語を学び、守る台湾人の会。
20日 行政院が外国人・華僑の台湾投資について、事前許可を不要とする案を採択。
23日  阿里山鉄道の嘉義~竹崎間が復旧。
28日 台鉄林口線の営業最終日。




 

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