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こんな人になりたい、高山良二さん

11/14/22 Mon

(まじめ)

とても心を動かされることがあった。単方向の気持ちが双方向として返ってきた瞬間(と思っているだけかも・・・)

この世の中、一度たりとも争いが途絶えた瞬間はない。必ずどこか知らないところで紛争が起こっている世界。史実を振り返ると局所的な戦争などを見聞きする。それらを並べると隙間が見事なまでになくなってしまう。勝者の都合のいいように歴史を書き換えていても。

20世紀に入り、劇的な近代化が訪れたことで争いは無機質な殺戮兵器を残していった。「地雷」「機雷」「不発弾」など。今でもこれらは現役で息を殺しこちらを伺っている。

このようなことを題材にした特出すべき映画に「ヒトラーの忘れ物」がある。恐怖、同情、希望、信頼、悲劇、失落、無情、親心。常に目の前に望まぬ「死」、叶わぬ「期待」を見ることができる作品。

これを観たら忘れることのできない何かを得ることができる。生まれなど関係なく人は人。個。

この数日前にも、ある国で不発弾の爆破処理がされた。日本にだってまだまだ沢山あって、何も知らないで上を歩いているだけかもしれない。

現状を教えてくれる、それに現地での活動をしてる方が教えてくれる。

これを観て、今でも戦争となんら変わらない、平和とは言えない状態が恒常化していると言うのが分かると思う。

そして、動画の中で出てきたカンボジアのことをテーマにしている動画がタイミングよく数日前に公開されたので観ていた。

知らない事実をテーマにしているもので、地雷の撤去作業をしているのは日本人、高山良二さん。すごい人だと思うところもあり、過去がきっかけて、残りの命をかけていると感じる。

はい、いつものようにコメントを残したところ、まさかのご本人からの返信が・・・
しかも、1人々に丁寧にコメントを返している。どれも素晴らしいコメント。

まさかご本人からコメントをいただけるとは

コメントを見ていただければ分かるように、終わることのない作業だと言う。それでも少なくしていくだけで、辺りの人の安心感は天と地ほど違ってくるんだろうな。

実際に爆破処理のときの動画を公開している。

とても生々しい。

高山さんのやり方は戦後の処理をすることで抑止力にもなるというもの。だけど、実際に知っている日本人はどれほどいるのか・・・

だからこそ戦後の処理をして元の地球に戻そうとしているということを周りに広めないと、それが自分達にも唯一できること。

ぜひとも広めてほしい。

何も思わなくてもいいから広めてほしい。それだけで戦争に対しての認識が変わり、各国の国民が戦争を非難するだろう。防衛力としての軍は必要かもしれない。けど、人を殺めるための軍はいらない。

—-

こうした今でも、ウクライナには地雷が埋められていっている。

戦争がある限り減らしても誰かが増やす。減らしてくれる人がいなければ歩くことすらできなくなってしまう、そんな世界だ。

誰かの助けになるような、こんな人になりたい。


これ、画期的すぎて・・・

悉く書を信ずれば則ち書無きに如かず