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自然の雰囲気を描く 朝

今まで数々の朝日の昇る風景を、感動を覚えながら見てきましたが、この、心の中にある、あぁ、この感動!というものが、太陽の真ん中からカーマインをシュッと放射したと同時に、そっか、このエネルギーを感じたくて、いただきたくて、じっとじっとみていたのか!と、ものすごく合点があいました。

日の出って、もったいないくらいに、いつも一瞬の出来事だと思っていたけれど(ピークに興奮しすぎて、その前後をあまり覚えていない、笑)描くことで、ほんとは、大地が光を少しづつ受けとりはじめて、少しずつ 少しずつ 増して、ふぁーっと放射して、闇から光へと転じていく過程なんだなと改めて感じれたこと、人生で一番長い日の出の体験ができたこと、こんど朝日に出会うとき、自分が何を思うのか、楽しみです。

『色彩から自然の気分を理解する』
終えた後に記憶から呼び起こした、何十年も前の日の出も、こないだの日の出も、変わらずに惜しみなく与えてくれる自然のエネルギーのすごさに驚いたのと、色彩がそれを呼び起こすことができることの驚きを、書物や頭でなくて、描きながら理解し始めようとしている今(理解というより、感じている‥)なんだか、この世界にある色彩が、そのまま見えるものだけではなく、背後に佇むような、見ようとして見える色彩があるんじゃないかと思ったり、この世界が少しずつ 変化しつつあります。

今日も心よりありがとうございました。

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