見出し画像

夏限定の目の痛み 原因は日焼け止めだった

50歳、パート(短時間・立ち仕事)主婦

毎年、夏になると目の痛み・かすみに悩まされている
朝一番はいいのだが、仕事を始めて一時間もすると
もう目が痛くなってくる
痛みは時間と共に強くなり、やがてかすみ目になってしまう
パートを終える頃には目を開けにくいほどに痛みは強くなっており
なんとかならないものかと頭を悩ませていた

私は、長い間この原因を、
「強い紫外線にさらされ、目に負担がかかっているから」
と考えていた
それに年齢のこともあるし……と
あまりにも痛むので、点眼薬を使用してみたりもしたが
改善は見られず
いよいよ、眼科に行こうかと考えていたところだった

そんな折であった
私の生活パターンに少しの変化が生じていた
以前は就寝前に入浴していたのだが、
このところの酷暑により、毎日汗だくになっている
とにかく早く汗を流したいと思い
帰宅後(正午過ぎ)すぐにシャワーを浴びるようになった
何日かしてある日、夕飯を作っている時、ふと思った
「あれ? 今日は目が痛くない」
痛みもかすみ目もないので、調理がしやすいのだ
「そういえば、ここ何日かは午後からの目の痛みがないな」
「でも、帰宅途中はいつも通りに痛かった」
「思えば、休日は目の痛み自体がないな」
「それは紫外線を浴びてないからか……」
色々と考えているうちに、気がついた
メイクをしていない日・、メイクを落とした後は
目の痛みがないのだ

それでも疑問は残る
「冬場には目の痛みはないのだから、メイクは関係ないか」
目の痛みは夏場限定なのだ

では、夏場と冬場のメイクの違いは何かと考えてみる
「日焼け止めだ!」
私は夏場限定で、メイクの下に日焼け止めをプラスしている
絶対焼けないタイプの高SPF値のもの
それ以外はずっと同じ工程、同じコスメを使用している
それで全てが分かった気がした
朝一には汗をかいていない、
日焼け止めは肌には合っているので、肌のトラブルもない
通勤と仕事で汗をかくと、日焼け止め成分がだんだんと溶けて
目に入ってしまう
それで時間経過と共に目の痛みが強くなる
入浴(というか洗顔)することにより、
原因である日焼け止めが取り除かれると
目の痛みもなくなるのだ

翌日から早速日焼け止めの使用をやめてみた
使い慣れた化粧下地(日焼け止め効果あり)を多めに塗布し、
いつもと同じようにメイクする
結果、目の痛みはなかった
その翌日も同じ

「なんだ、こんな事か……」
拍子抜けするほどに、あっさりと問題は解決できた
分かってしまえば、本当に簡単な事だったのだ
でも、分かるまでは分からない
当たり前のことだけれど

それからは、買い置きしてある日焼け止めは体用のみに使用することにした
肌にはあっているのだから、目に入らなければそれでいいのだ
今年は去年より少しばかり、いい夏になりそうなのであった





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?