ト書きってあんまり書かないのかな?
2023年11月6日。微妙な天気。
雨の影響で湿度がやや高めに感じられ、
カーディガンを羽織って外に出ると、
すぐに汗をかいてしまいました。
締切に追われていて、少し大変です。
気分転換に仕事の一部を外注さんに出そうか、
と悩む今日この頃。
他サークルさんの台本ってどんな感じなのか、
「台本データ付き」というバイノーラル作品を
買わせてもらっていたので、台本を見ました。
すると声優さんのセリフテキストだけが
延々と書かれている台本だったので、
少し不思議に思いました。
その後、色々と調べていると、なるほど。
バイノーラル作品の台本執筆を外注さんにお願いした場合、
「セリフのテキスト1文字〇円」
※大体2円~4円くらいをよく見ました
という内容で受注されていることが多いみたいで、
あ、だから「ほぼセリフテキストにちょびっとト書き」
という台本になっているんだな、と納得しました。
(ト書きはいくら書いてもお金にならないみたいなので)
エロゲーだと「主人公のセリフ」や「地文」があるのが
当たり前なので、特典ドラマのようにヒロインに一方的に
しゃべってもらうタイプの音声のみのコンテンツを作るとき、
収録台本に状況を説明するためのト書きをたくさん書いておかないと
収録に臨む声優さんや、ドラマを編集する音響さんなどに
イメージが伝わるか不安で胸がいっぱいになります(笑
そのためClover Voice作品でもそうした書き方に
どうしてもなってしまって、必然的に、
そこそこト書きの量が多くなり……
※「★」は編集・音響D向け、「◎」は声優さん向けです
セリフ多めのページをスクショしてみましたが、
ページによっては半分がト書きで埋まっている場合もあります。
台本データなのでセリフの文字だけ強調になっているため、
セリフ量が多く見えますが、実際文字数としてカウントすると、
セリフが10に対して、ト書き2~3くらいはありそうです
仮に外注さんから納品のあったテキストに、
ト書きがほとんどない内容だった場合、
収録のとき、少し大変そうだなぁ。
特に声優さんの負担が大きそう。
納品後に自分でト書きだけ追加すればいいか。
でも、それなら最初から自分で書いた方が
イメージも掴みやすいし早い気もする……。
実際はト書きもいっぱい書かれているけど、
おまけ特典に入れる台本テキストデータからは
ト書きを消してセリフだけを入れる、
っていうのがデフォだったりするのかな。
まだまだバイノーラル界隈の基準が
把握できていなくて、手探りの毎日です。
とりあえず、今回は自分で書こう……。
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