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「ラジオがない生活は考えられない」

 今回はラジオのことを書こうと思います。
僕は小学生の頃からラジオを聴き始めて、今も聞き続けている。
そうなんです、ラジオが大好きなんですね。ラジオは生活の一部になっているんです。
現代は様々な媒体で情報が入ってくるけど、子供のころの自分にはラジオからの情報が世界を広げてくれた。ラジオで人格が形成されたと言っても過言ではないんじゃないかな。
音楽、ニュース、音声小説、インタビュー、経験談等が耳から脳に伝わる感じが何ともちょうどいい。何でもそうだと思うけど、自分に合った距離感ってあると思うけど、ラジオは距離感がちょうどいい。押しつけがましくないし、かと言って遠ざけるわけでもない。
ラジオについては書きたいことが膨大にあるけど、また機会があるときに何度か書きたいと思います。

 現代のラジオ視聴者ってどのくらいの人々がいるのだろうか?
ある調査機関で見ると、国民全体の約1割の人々がラジオを視聴してると書いてある。これは2020年の調査結果である。
これだけインターネットが普及してるんだから、そんなもんかなとも思う。
現代人は忙しいから次から次へと新しい情報が流れて、それを追いかけなくてはいけないからね。
半分以上は年配の人だと思っていたけど、最も多いのが40代でその次が50代だった。これは意外でしたね。これは深夜放送で人気があった「オールナイト・ニッポン」の世代ってことかな。その世代がラジオを聴く習慣があるのか。詳しくは分からないけど、その可能性は高いかも。
何にせよ、この先ラジオ放送が消えないこと祈るしかない。
僕みたいなラジラーには大切な存在なんです。

 今回ラジオについて書こうと思ったのはある出来事があって、それについて書こうと思ったのが経緯です。
それは、移住先でラジオの電波が入らない 
ことに直面したのです。正確に言うとAM放送はいくつか入るけど、FM放送が全滅でした。偉大な北アルプス山脈が遮っているのか?
携帯電話の電波は良好なのに、ラジオの電波は悪い。なるほど、国民の1割ほどしか需要がないんだから仕方がないのか。
それでも諦めきれずに、ネットで買った外部アンテナを部屋の天井まで這わせてみた。
結果は惨敗。わずかにNHK‐FMがノイズ交じりに入るだけだった。
諦めたわけではないけど、また時間を見つけて考えようと思う。
そして、ネットの力を借りてラジオを聴くことに頭を切り替えた。
そう、インターネットラジオです。いくつかの視聴手段はあるけど、Radikoを使ってみた。
千葉県に住んでいるときに聴いていた馴染みのあるFM放送局が無料で聴けてしまう。しかも聴き逃し機能もあって便利なもんである。
地方の放送局を聴くには有料になってしまうけど、メジャーな放送局はほとんど聴けるからそこまで困らないかな。ローカルな放送も聴きたい気持ちもあるけどね。
これでラジオ生活が送れると安堵したが、新しい問題が出てくる。
それは音が悪いのです!
当然って言えば当然なんだけど、PCのスピーカーがひどく音が悪かったんです。
良いスピーカーが付いたPCがあるんだろうけど、僕のPCはとても音楽が聴ける代物ではない。これなら小さなポータブルラジオの方が音が良いくらいだった。
これはいけないと思って、すぐにネットで外付けスピーカーを探す。
机の上に置くからあまり大きくない方が良いし、でもそこそこのワット数が欲しい。そんな中から木製のブックシェルフ型スピーカーを選んだ。ワット数は最大16ワットで十分かなと思った。
接続は簡単で、コンセントから電源を取り、PCのヘッドホンジャックにさすだけで音が出る。
これでだいぶ良い音になりました。スピーカーには音量、高音、低音の調整が付いている。これがひねるだけのアナログ式ってのが好感が持てる。
車のステレオなんかでもデジタルボタンが付いているけど、僕はデジタルボタンが嫌いなんだよな。レスポンスが悪いし、ひねるだけの方がどう考えても操作性は良いんだよ。まあ、愚痴ってもしょうがないか。
ってなわけで、気に入ったスピーカーで快適にラジオを聴ける環境が整って良かったよ。

 今、この文章を書いているときもラジオを流しながら作業している。
自分はラジオを聴くときは、何かしらの作業をしている。料理をしながら聴いたり、部屋の掃除をしながらでも聴いている。耳を傾けていれば内容は分かるし、時には手を止めてラジオの情報について考える事もある。
自分の好きな曲が流れた時なんかはテンション上がるな。レコードやCDで持ってる曲なんだけど、突然流れると嬉しく何より曲が輝きを放つ。
この感じって、何なんだろうな?構えないで聴くことと、構えて聴く違いなのだろうか。
それはラジオが持つ距離感っていう魅力なんだろう。
この先も聴覚が壊れない限りラジオとは末永く付き合っていきたいと思う。
あなたにも生活の一部となっている習慣がありますか?
僕は、
やっぱりラジオがない生活は考えられない。


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