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⑩子どもたちの巣作りという名の、住環境の改善の話

こんにちは、かたづけまぐろです。

前回まで、私がこの家で幸せになるために、理想の空間を築いていこうというキッカケから、自分の居場所を作って幸福を得たという話を書きました。

そして、自分の子どもたちにもこんな気持ちで毎日過ごしてほしい、そう思い、子ども部屋についても実行することにしました。

今回も、前回依頼したインテリアコーディネーターさんに依頼。

それぞれに個室を与えるかが迷いどころでしたが、本人たちがまだ一人だけで寝るのには抵抗があるとのことで、二人部屋にすることにしました。

ただ、気が強い兄弟のこと、自分たちのテリトリーはハッキリさせたい、できるだけお互いの視線が気にならないようにしたいと要望が。(目が合うと争いになるって…野生動物か)

広くない部屋に、二人共がロフトベッドを希望していたため、置く前から狭くなりそう…と予想できたのですが、ココがまたインテリアコーディネーターさんの力で、当然物理的に狭くはなりましたが、整った状態になりました。

上の子は、シンプル・無機質・モノトーンが好きなので、いくつになっても使えそうな大人っぽい黒ベースの雰囲気のエリアになりました。納戸も彼のスペースで、自分だけの秘密基地を満喫しています。

一方で下の子は、自然な色、とりわけ緑が好き、緑いっぱいの明るくて可愛い部屋にしてほしい。あと、学習机がほしいし、ロフトベッドは下に秘密基地のように隠れたいと言うので、LEDイルミネーションも付けて、明るく楽しげなピクニックのような雰囲気のエリアになっています。

お互いにテイストがまったく違いますし、二人共が自分の好みをしっかりと持っていたことに私は少し驚きました。

まだ、宿題のために部屋を使ったり、長時間いることは多くないです。
でも、嫌なことがあった時、作業に集中したい時、一人でのんびりしたい時、自分が好きな物を集めた居場所を用意できたので、好きな時にそこで自分を落ち着かせているようです。

もちろん今も、兄弟喧嘩も親子喧嘩もしますが、数は格段に減りました。
お互いに居場所があればそこへ向かいます。
そこは子どもが安心するための場所なので、私も不用意に気が立ってるときには踏み込むことはしないでいますし、気分転換して戻ってきてくれればと思えます。

そういう場所がなかった頃は、私も頭にきてはいるんだけど、何もないような寂しい部屋に行こうとするのは放っておけないという何ともアンバランスな事態が起こっていました。

子どもたちの好みに合わせて、彼らの安全地帯である巣を作ることで、物理的に安心感を与えることができた。
また、子どもたちがそれを喜び、実際に部屋を使っている。それを感じると、また幸せを分けてもらったような気持ちになります。


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