子どもの風邪のお迎え電話は何回かかるか?
園に子どもを預けていると時折かかってくる電話。
「熱があるのでお迎えお願いします」
なんで熱出すのよ!もう!
子どもが熱を出してつらいだろうと思いつつも、心配と周囲への焦りがこみ上げる、ドタバタコール。
旅行中でも急に熱がでたらどうしようと考えると、近場ばっかり選んでしまう。
思うようにいかないもどかしい時期ですね。
子どもは100回以上風邪をひくもの
世界的に読まれている小児科テキストの「ネルソン小児科学(第22版)」 にも、東京女子医科大学の研究では以下のように書かれています。
・乳幼児は1年間に6~8回の風邪をひく。
・1歳未満の在園児では、年間平均19回つまり月1日以上の欠席がある。
・3歳以上でも年間平均5~7日は欠席
つまり、子どもはそもそも風邪をひくもの。
低月例であるほど風邪をひくもの。
こればっかりは、自然の摂理、仕方ない。
風邪の症状をひきおこすウイルスの数も100以上いるので、防ぐことは難しい。
だいたい3歳くらいで風邪をひく回数は減るけれど、園は集団生活の場。
お互いうつしてうつされての日々。
園でこうやって経験値があがることで、子どもの免疫は鍛えられる。
確かに、0.1.2歳から入園していた子のママから
「最近、風邪ひくの減ったから病院いくのへりました」
とよく聞きましたね。
子どもは体を鍛えて
我々は看護力と仕事の調整力を鍛える。
みんなが通る道。
がんばったね。おつかれさま。