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1→2へのエチュード

全身全霊で打ち上げる。そんな想いで仕上がった『Red Head Dress』の冬は終わり、春を向かえ、夏を暮らしている。
Bloviの熱い風は私の背中を煽り、押した。宙を舞うかのように人生への態度は変化した。

生きたいように生きてるって胸はって言えるか?

白川モモのテキストが僕の胸で響く。人間讃歌を、処女作の宣言を自分の首に掛けて、挫けたときに思い返す。お前はその血が滲み沁みた私の縄で死ねるほど、命かけて生き抜いたのか。否という言葉で、私は血潮を吐き出して、死を取りやめて、生を懸ける。
この出逢いを果たすまで頭の中で押さえていた激情を肉体に通す覚悟が出来た。

白川モモの激情、感性は鋭く胸を打つ。彼女が立ち上げたBloviの熱情、可能性は計り知れない。されどまだ春は遠い。第二陣はいつかきっと、京都で再び。更に強く熱く舞う風をお届けしたい。その思いを私は抱いている。
この言葉、意思は世界へ伝えなければならない。私は伝えたい。だから伝える。
Bloviの熱い風はまだ吹き始めたばかりで有る。
この旗を掲げる。この旗に熱意の涙を感じよう。その準備は出来ている。
コレは容原静の宣言である。
Bloviはまだ死なず、尚も鼓動を活性化させる。
その為に肉体を。
心を。
捧げる。
暫し待たれよ。
風は止まぬ。

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