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【購入記】ロレックス サブマリーナ ー124060

こんにちは、腕時計好きのカタジュンです。
ロレックスが2020年9月にリニューアルしたダイバーズウォッチ サブマリーナーを購入しましたのでご報告します!私が購入したのは日付機能の無いモデルです。

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歴史的モデルのリニューアル

2020年9月、Rolexはダイバーズウォッチのアイコン的モデルであるサブマリーナーのモデルチェンジを発表しました。大きな話題となったのはサイズアップ。サブマリーナーは1953年の発表以来、初期の37mmの後は約40年間、代々40mmサイズで展開されてきましたが、今回41mmに大型化されました。また、心臓部であるキャリバーが新世代(通称32xx世代)に刷新され、効率化によりパワーリザーブが48時間→70時間に向上しました。

はじめに憧れた腕時計

私が社会人になり、まず興味が湧いた機械式時計はダイバーズウォッチでした。そのタフで華やかな佇まいは、これからの人生をアクティブに歩む相棒を求めているような、また「タフで華やかな大人」という自分の理想像を重ねようとしていたのかもしれません。そんな自分にとってロレックスサブマリーナーは文句なしの第一候補でした。しかし駆け出しの自分には、当時の定価で70万円以上のサブマリーナーは高嶺の花…。頑張って50万円というのが金銭的なリミットでした。
そこで手にしたのが「予算的に買えるダイバーズ」。その頃、映画007でジェームスボンドが着けていたOMEGAシーマスタープラネットオーシャンに一目惚れ。予算的にもギリギリ範囲内でしたので購入。これまたアイコニックなダイバーズウォッチとしてその魅力を堪能していました。オレンジがいいアクセントになるSeamasterロゴと秒針先端や、光の当たり方によってグレーにも見えるベゼルが遊び心を加えていて好きでした。

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憧れ、故に躊躇する

年齢を重ね仕事も充実。いくつかの腕時計を購入しラインナップが充実してきました。ここで改めてサブマリーナー購入についていろいろ考えるようになります。首都圏で生活していると、いろんな方がサブマリーナーを着けているのが目に入るんですよね(これは時計好きの目線だからでしょうね)。そうすると、自分に似合うかな、カブるとなんか嫌だな、などと考えて躊躇してしまいました。そこで私は、あえてシードゥエラー、あえて5桁世代のサブマリーナーという選択をしました。天邪鬼だけれど、その方が通ぶって見えるでしょ!という自己満足です^^;。

ただ、社会人人生の中で、仕事の姿勢や人間性、プライベートの過ごし方が素敵な方々に出会うのですが、なぜかその方々がサブマリーナーを愛用されている率が高かったのです。不思議ですよね。裏蓋に記念日が刻印されていて、購入時のエピソードを嬉しそうに教えてくださる方もいて、自分も将来そんな風になりたいと思うようになりました。そのうち、カブるのがイヤだなぁという気持ちがだんだん薄れてきました。
私も憧れのサブマリーナーを新品で購入し、相棒として使い込みたいという気持ちが無視できないものになってきました。

しかし、新型発表前のモデル114060では、中古で入手した5桁のサブマリーナー14060Mと同じキャリバー(Cal. 3130)になってしまいます(ヒゲゼンマイはブルーパラクロム化)。クルマ好きでもあるカタジュンとしては、同じエンジンのクルマを2台持っている感じかぁ…という抵抗感から、6桁のサブマリーナーに踏み切れずにいました。

モデルチェンジ発表がきっかけ

そこで発表されたのが新型サブマリーナーです。私にとって大きな魅力は新世代キャリバー(Cal. 3230)によるパワーリザーブの延長です。複数の機械式腕時計を使っていると、収納ケースの中で長く動き続けてくれる時計はサッと手にする機会が増えることを経験していたからです。41mmへのサイズアップには驚きましたが、巷の情報によると実測では0.3mm程度の大型化にとどまっていることや(40.2→40.5mm)、ブレスレットが幅広になったことでむしろ装着感が向上しているとのことでした。
「よし。いよいよサブマリーナーだな。」
私は静かな決意をしました。既に5桁サブマリーナーは持っていたのですが、やはり新品で手に入れるというのは自分の中ではまた一味違う決意でした。

近年のロレックス人気はすごい

決意はできたものの、近年ロレックスの人気というか品薄状況は時計好きには有名で、私自身が他のモデルを購入する際に驚かされていました。人気モデルになると、1日に何店舗も在庫確認をしてまわる、通称「ロレックスマラソン」をする方も。まして今回買いたいのは新型モデル…。
これは…来年中でも手に入れるのは厳しいかなぁと考えていました。

2020年10月 購入できました!

9月に新型が発表がされたものの、コロナ禍で工場の停止や物流も滞っている中、実際の入荷がいつになるかはわかりません。しかし9月下旬にブティックに行きたずねてみたところ、もうすでに新作の入荷実績があるとのこと。早い!少し希望が出たような気がして、機会があればブティックに立ち寄ってみることにしました。

はじめの数回は「今日こそ!」と気負って通っていましたが、ブティックに入り確認するも毎回「あいにく全ての素材で品切れでございます…」のご案内。甘くはないか…通ううちになんだかくたびれてきて、少しペースを落とすことにしました。

しかし、その日は突然やってきました。

10月に入り、家族のおつかいでデパートに買い物に行った際、「どうせ無いだろうけど、覗くだけ覗いてみるか」と、時計売り場へ向かいます。お菓子の入った紙袋を片手にブティックで在庫確認をすると「ございます。どうぞこちらへ!」と。

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完全に油断していたので、気持ちの準備も整わずに購入手続きを終えて店舗を出たのを覚えています。むしろ、家に帰る途中に喜びが湧き出てくる感じでした(^-^;

新型モデル発表の翌月に購入することができるなんて。今思い返しても、正直喜びより驚きのほうが優る感じの一日でした。現実感がなく、自宅で開封するまで数日空いてしまいましたから笑。

以上が、私のロレックスサブマリーナーを購入するまで、でした。最後までお読みいただきありがとうございます。購入から1ヶ月。だんだん腕に馴染んできました。実際の使い心地や他モデルとの比較を、別の記事でレビュー予定です。お楽しみに!

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