じゅんちゃん / K@T FACTORY / きゃっとふぁくとりぃ

ものづくりよりものづくりのための道具や環境に魅力を感じる心は若手のエンジニア。 SOLIDWORKS、PDM/PLM、3Dプリンタなんかが得意分野。 何かを作り始めるとなぜか道具の方に(*´Д`)しちゃうよくあるパターン。

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最近の記事

Bambu Lab X1-Carbon AMS除湿ボックスの製作

はじめにBambu LabのAMSは密閉については十分ですが乾燥機能が付いていません。 一応乾燥材を入れるポケットはあるんですが、量的に十分でなく除湿が追い付かない印象でした。 そこでAMSに除湿ボックスを追加することにします。 オンラインで探してみたhttps://makerworld.com/en/models/100463#profileId-114087 もう、この乾燥ボックスが文句なしにかっこよくて・・・。 さっそくダウンロードしてプリントしてみましたよ! ・・

    • Bambu Lab X1-Carbon 照明のアップグレード

      はじめにX1Cの純正の照明は・・・暗い! どのくらい暗いかというとこのくらい! せっかくタイムラプスも撮れるのに黒いフィラメントだと潰れちゃいますね。 LEDを追加して明るくしてみます。 ライザー(天板を嵩上げする部品)の設計こんな感じで天板のガラスを嵩上げするための部品を作ってそこにテープLEDを仕込みます。 テープLEDはCOBの物でできれば5V駆動ってことでこれを選定。 明るさを調整することができるリモコン(有線)が付いているのもいいですね。 このリモコンもライザ

      • Bambu Lab X1-Carbon 最初のカスタマイズ

        はじめに導入したばかりのBambu Lab X1-Carbonの出力テストを兼ねていくつか定番のカスタマイズ用の部品を製作しました。 今回はその中から2つほどご紹介です。 ダウンロードしたモデルを造形して終わり!のつもりが、ついつい自分好みに設計し直してしまった渾身?の部品たちです。 Poopのごみ箱X1Cはクリーニングやフィラメントの切り替え時に排出されるフィラメントが背面の穴からポイッと出てきます。 海外ユーザーはPoopと呼んだりしていますが、まさにそんな感じです。

        • Bambu Lab X1-Carbonを買った

          はじめにタイトルの通り、Bambu LabのFDM 3Dプリンター X1-Carbonを買いました。 新しいFDM機を導入することを決めたものの、メーカー選定で悩んだり、P1シリーズと迷ったり、AMSを付けるか悩んだり、結果的になぜBambu X1-Carbonを選定したのか、買った結果何が変わったのかをお話ししようと思います。 ものづくりの迷走これまで運用中のFDM機はEnder3-V2にSpliteExtruderキットを組み込んだ機体をベースに、ソフトの書き換えやそ

          ChatGPTを使ったSOLIDWORKSプログラミング その2 ~簡単な動作のプログラムの自動作成にチャレンジ~

          前回の記事前回はChatGPTでSOLIDWRKS APIが使えることを確認しました。 今回はChatGPTに自分が望む動作の内容を指示してコードを書いてもらおうと思います。 早速開始今回も日本語で指示を出します。 まずはPCに保存してある『TestPart1.sldprt』を開いてもらいます。 出てきたコードはこんな感じ。 Sub OpenSWPartFile() Dim swApp As Object Dim swModel As Object

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          ChatGPTを使ったSOLIDWORKSプログラミング ~イントロダクション~

          SOLIDWORKSユーザー会の重鎮の方から「ChatGPTを使ったらSOLIDWORKS APIのプログラミングが簡単にできないだろうか?検証してほしい」という依頼をいただきました。 早速検証をしてみたいと思います。 SOLIDWORKSの準備今回はSOLIDWORKS VBAでプログラムを書いてみます。 SOLIDWORKSを起動したらマクロのツールバーを出しておきましょう。 ツールバーを出したら右から2つめのアイコン[新規マクロ]をクリックします。 マクロファイルの

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          Ender3-v2改 ビルドプレートの再交換

          ビルドプレートが定着しなくなった以前、標準のガラスプレートからPEIのビルドプレートへ交換をしましたが、最初は効果に大満足していたんですがフィラメントのメーカーを変えたとたんに定着が悪くなってしまいました。 設定を詰めればなんとかなるか~なんて考えながらZクリアランスを調整していたところ、ノズルをビルドプレートに当ててしまい傷ができてしまいました。 その時は「フィラメントの品質が良くないのか~。やっぱ安いのはダメだな~。」とか考えていたんですが、そのフィラメントのレビュー

          Ender3-v2改 ビルドプレートの変更

          はじめに車用の部品を作る機会が結構あるのですが、高温にさらされる車内で使うためにPLA樹脂では溶けてしまうため、ABS樹脂を使わざるを得ません。 ただ、ABSフィラメントは収縮による変形が大きいのでかなりの高確率で造形に失敗しています。 収縮の程度は形状や環境温度にかなり依存していて一貫性が無いのですが、初期のレイヤーがはがれずに造形できればその後は収縮の影響も少なく造形が完了できることが分かってきました。 今まではEnder3-v2純正のガラスプレートにスティックのりを塗っ

          Ender3 v2改 回転式フィラメントホルダ制作

          はじめに前回の記事で制作したフィラメントホルダを紹介します。 ベアリングの調達なるべくスムーズにフィラメントリールを回転させるならやっぱりベアリングが欲しいのです。 造形して作ってもいいんですが、滑り軸受よりも転がり軸受の方が抵抗減りますよね。 シャフトの剛性も考えると2個使いたいんです。 でもベアリングは買うと高い!! 有り合わせの物で使えるものを廃材置き場で漁るといいものがあるじゃないですか! 交換して取り外したヘッドに樹脂巻きベアリングが付いていますよね。 これを分

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          Ender3 v2改 エクストルーダー不調の謎を探れ!

          はじめにこの記事に登場するEnder3 v2はEnder3 s1のヘッドに換装されています。 ですので、純正Ender3 v2や純正Ender3 s1で同様のことが起きるかどうかはわかりません。 ヘッド換装は↓を読んでね! 造形トラブル発生!三つ爪チャックを作ろうとEnder3でプリントしていたんですが… ビルドプレートから剥がそうとしたらパックリ!! 作ろうとしていたものはこちら↓↓ これのネタもいづれ別記事にしますね。 結構な大物で12時間くらいかかってたのに何もし

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          3Dプリンタ Ender3-v2 Sprite Extruder Pro Kitの造形精度確認

          はじめにダイレクトエクストルーダー化するためにEnder3-v2にSprite Extruder Pro Kitを組みました。 ノーマルの状態とキットを組んだ状態で造形がどの程度違うか比較してみます。 テスト造形造形するのはおなじみの世界でいちばん制作されているあの船です。 素材はPLAを使用します。 スライサーはUltimakerCuraで、プロファイルはSuperQuality、サポートは無しです。 先に言い訳をしておくと、今回使用したPLAはRAMBERYというブ

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          3Dプリンタ Ender3-v2 Sprite Extruder Pro Kitを組む

          はじめに3DプリンタEnder3-v2を使ってます。 これをダイレクトエクストルーダー化したいな~と思ったのが発端。 いろいろ調べているときにEnder3-s1が発売されたんですよね。 「これ欲しいわ~」と思ったけど2台もいらないし、アリエク見てたらヘッドだけ売ってたし、キャンペーンで安かったのでSprite Extruder Pro Kitをポチってしまいましたとさ。 Sprite Extruder Pro Kitの調達これね。 リンク切れしてたらごめんだけど、Creal

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          レーザー加工機~MDF板が切れない理由を考える~

          はじめに家庭用のダイオードレーザー加工機としては、国内ではSmartDIY'sさんのFABOOL Laser Miniが恐らく一番知名度が高いですよね。 この加工機はレーザーの出力が1.6Wと3.5Wの2種類があるんですが、1.6Wのユーザーが3.5Wにステップアップするのに「MDFを切断したい」って理由をよく見かけます。 ところが他のユーザーの事例に対して「3.5Wで同じ条件でMDF切れません!なんで?」って質問がやたら多い気がする。 「切れる切れない」の原因についてちょ

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          彫刻刀ケースを作る

          はじめに上の娘が小学生なんですが、授業で版画をやるらしい。 パパおすすめの彫刻刀を買ってあげたんだけど 「かわいい彫刻刀ケースがいい!」 …なんて言うもんだからパパはがんばっちゃうのです。 彫刻刀ケースが届いた!今時の小学生って恵まれてるね…。 自分が子供のころはこんなのなかった。 …って、箱のままじゃ入らんのか~い!! 刃物をそのままでは危険すぎるのでハードケースを作ります。 設計~3DプリントSOLIDWORKSでサクッと設計。 外形はケースにピッタリ収まるように。

          ワークステーション修理

          事のはじまりいろいろ機材も揃ってきて、noteも順調に更新ができ始めた矢先、トラブル発生です。 メインのPCとしてHPのワークステーションZ2MiniG4を使っています。 前職で調達した際に筐体の小ささとスペックの良さに感動して、30万以上をかけて自宅でも購入しちゃいました。 その前はZ420のミドルタワーを使っていましたが、小さくてスペックも高いとあって、SOLIDWORKSにPhotoshopにと大活躍! だがしかし、半月ほど前に悲劇が訪れたのです。 レーザーカッターを

          レーザー彫刻機 Ortur Laser Master 2~ガラスに彫刻してみるよ~

          はじめにOrturLaserMaster 2はダイオードレーザーで出力は5.5Wです。 果たしてガラスを彫刻することはできるのか? 私にとってはこれをやりたいためにレーザー彫刻機を買ったようなものなのでようやくこの実験に辿りつけて感激もひとしお! さぁどうなるか! 材料今回はテストパターンをガラスに彫刻します。 材料はこちら。 データ作成データはLight Burnで作成しました。 そういえばLightBurnの導入を記事にしてない…。 このテストパターンの作り方でも記

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