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HSPなんだと初めて知った時のこと

1.HSPとは

 HSPについては,最近ではいろいろな方が取り上げてくださっているので簡単に紹介して,あとは割愛。

 Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン=とても繊細な人)

 頭文字をとってHSPなのだそう。繊細で傷つきやすく,感受性が高くていろいろな刺激に敏感な人のこと。

2.HSPと知ったきっかけ

 わたしは,感情の振れ幅が大きい。
 時に,とても幸せな気分で前向きルンルンハイテンションの時もあれば,時に,この世の終わりだというほどものすごく落ち込んで,自分を責めて涙を流すだけに費やす日もある。HSPだと知ったのは,ちょうど後者のタイミングだった。

 確か,休みの日に一人。どうしようもなく何もできない自分を責めて,「繊細すぎる」とか「気にしすぎる」とか,そういう類の言葉を検索していたときに見つかった「HSP」という気質。自分のことで気になっていたことが,事細かく言い当てられていて興奮した。

 例えば…

 ・繊細すぎて,傷つきやすい。(くよくよ,気にしすぎる。)
 ・感受性が高い。(映画とか小説とかですぐ涙が出る。)
 ・人の気持ちが分かる。(今,相手がどうしてほしいのかとか…)
 ・五感が鋭い。(眩しい光が苦手。匂いに敏感。)

 …などなど。

 それ,わたしじゃん!
そう思って,人に伝えたくなった。っても,家族と夫と。
 自分が一番興奮していて,周りの人は「ふ~ん」「へ~」くらいの温度差はあったのだけど。でも,今では,夫がわたしのこの気質を一番理解してくれていると思う。いつか,非HSPである夫のことも書きたいと思う。

 そんなこんなで,今までいろいろなことを気にしすぎて,「もう,神経1本切ってもらいたいくらい~頭のアンテナビンビン張ってるんだけど~」というなんとも説明しづらい悩み事だったが,HSP気質ということで納得がいった。自分のしんどさは無くなるわけではないけれど,「なんだ。そっかあ。」と思えたのだった。そして,HSPだからこその自分のよさも知ることができた。

3.え!?HSE!?

 HSPについて書かれている本で気になるものは読みあさってきたわたし。
でも,何か当てはまらない部分もあることに気づいた。そして,HSP気質をもつ人がもっと細かく分けられると知ってさらにびっくり。

 そして最近,わたしはおそらくHSEでもあるのだと思うようになった。
社交的なHSPという感じらしい。内向的なHSPの気質を持ちながらも,人と関わるのが好きなタイプ。今まで学級委員とか部長とか,リーダーに立候補することもたくさんあったし,楽しくやれていたと思う。感謝されるのは好きだし。でも,人と会った時や頑張った時は必ずその後でものすごい疲れがやってくる。「誰にも会いたくない…」という日が定期的にやってくる。

 環境に恵まれれば,自分の能力を思う存分に発揮できるのだけれど,ストレスで心の余裕がないくらいしんどいところではHSPの気質が色濃く出てくる気がする。
今は,HSE度は低めのHSP高め。

4.さいごに

 生きづらいな…と思うことは多々あるけれど,今,家にいるときの自分はホッと安心できていると思う。同じように悩んでいる人がいたら,どんな過ごし方をしているのだろう。これからも自分らしい生き方を探して,工夫することで案外うまくやれているなと思うことは,発信していけたらいいなと思う。

 読んでくださって,ありがとうございました。


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