外耳炎の話
2021年の6月末あたりから、耳がおかしかった。
初期症状
聴力がどうとかじゃなくて、なんかめっちゃ耳垢が出るようになったのだ。
気になって綿棒で掃除したり小指で耳の穴ほじったりしてたら、水が出るようになった。
水?耳から水???
寝耳に水じゃなくて、耳から水?!
焦った。出るはずのないところから体液としか思えない液体が出てきたのだ。
もともと耳垢カサカサ人間で耳の中はドライなのに、体液で湿って違和感がすごくて気持ち悪かった。しかも乾くとかさぶたみたいになってかゆい。
犬とか猫とかうさぎが耳かゆいときってこんな感じなんだな、大変やな、って思った。
調べてみると、テレワークでイヤホンをつける機会が増え、耳掃除を頻繁にすることで耳の病気になる人が増えたようだった。まんま私のことやん。
医者にかかるのがあまり好きではないけれど、これには耐えかねて8月初旬に耳鼻科行った。外耳炎だった。
お薬ポチポチ
点耳薬をもらい耳浴(じよく/耳の穴に液体の薬剤入れて一定時間浸透させる)したりして、なんとなく治ってきたのだが、調子こいて耳掃除したり封印してたAirPods Proをつけたら体液まみれになった。マジでびびった。
そんなこんなでもっかい耳鼻科行ったんだけど「絶っっっっっ対に耳掃除しないでね♡」と釘を刺された。
かゆいもんはかゆいんじゃ
しかしながら守っていたのは最初だけで、素人判断でもうええやろと思って耳掃除再開してしまった。
最初に調べた時に知ったのだが、外耳道(耳の穴のところ)は刺激すると気持ちいいポイントがあるらしく、それ目当てで耳掃除しすぎて外耳炎になる人もいるらしかった。確かに気持ちよかったし、耳の中の違和感がスッキリして気分がよかった。
点耳薬もなくなり、頻度は気にしつつも耳掃除したり半端ない大きさのかさぶたをゴリゴリはがしたり水がまた出たりを繰り返して、全然治らなかった。
もはやそれは日常になってしまっていた。
あれ…?やばいかも
そんなこんなで迎えたお正月。気づけば外耳炎との付き合いも半年が経過していた。
2日のお昼、親戚も来て皆ですき焼きを食べはじめたころ。右耳がなんだか聞こえづらくなった。水の中にいるような感覚。
耳抜きしても何ら変わりない。なんだろう?
その夜、鼻が詰まったりなんだりで全然眠れなかった。睡眠アプリでは今までの最低値を記録した。
私はあまり鼻をかまないんだけれど、翌朝になっても鼻詰まりがひどくて鼻をかんでみたら、血の塊みたいのが出てきた。
鼻の通りが良くなったと思ったら、耳の水中にいるような感覚も少し低減された。耳と鼻ってつながってるんだなーなんてのんびり思ってた。
低減されたとはいっても、やはり右耳がなんかおかしい。親に言ってみたら、早めに医者行け、俺はなかなか医者かかれんくて片耳があまり聞こえんくなった、と言ってた。そんな話初めて聞いたよパパン、、、、
今日行ってきます
父の突然の告白に驚きつつも東京に戻り、耳鼻科が今日からやってくれてるから電話して、仕事終わりの時間で予約を取った。
水の中のように聞こえる、ということを伝えたら、検査が必要でうんちゃらかんちゃらという説明を受けた。
水を飲んだら何故か右耳がさらに聞こえなくなってびびった。体内の気圧の関係かな?喉も耳とつながってるんだね。
本当は「このまま耳が聞こえなくなったらどうしよう」と思った時に考えたことを書きたかったのだけど、外耳炎の話をしたら長くなってしまった。先に結論だけ書いとくと、まぁ左耳あるしいっかぁ、って感じ。
医者から帰ってきたら、その結果と併せて書こうと思う。
そういえば
大晦日だか元日だか、耳掃除したわ。
左耳は耳の入口にいつものかさぶたがあるだけだったけど、右耳はかさぶたの奥の部分にねちょっとした感じの体液が溜まってて、それが不快で綿棒で掃除したわ。
うん、完全にこれが悪化の原因ですね。うん。
最後にこれだけは言いたい。
耳掃除、しすぎに気をつけてね!!!!
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