【ご支援ください】クラウドファンディング「短歌・俳句・連句の会でセクハラをしないために」に関して

ネット調査「短歌俳句連句の会でのセクハラ体験談」は、2019年3月から2021年9月までの間に110件のご投稿をいただきました(現在調査は終了しています)。

まずは声をお寄せくださったみなさま、情報拡散のご協力をくださったみなさまにお礼を申し上げます。また、この活動は複数名の短詩関係者にご助言とご協力をいただいています。みなさま本当にありがとうございます。


このたび、短歌・俳句・連句の世界でのセクハラ問題を解決するために、クラウドファンディングを始めます。


■プロジェクト「短歌・俳句・連句の会でセクハラをしないために」
https://readyfor.jp/projects/82245

全国主要約300結社に、ネット調査報告書・要望書・ガイドラインをまとめたパンフレットの3点を提出します。18日から1ヵ月で約30万の支援を募り、資金は印刷代・送料・パンフレットの制作費などにあてます。詳細はサイトをご確認いただければと思います。

今回はAll or Nothing方式を取りました。期限内に支援が目標金額に達しなければ、この計画は実行されません。

調査を始めた2019年当初から、「全国の結社に直接働きかけたい」という気持ちが私の中にありました。資金は私個人で捻出しようと考えていたのですが、複数の短詩関係者から「ひとりでやることではない」とのご助言をいただき、悩んだ末、クラウドファンディングという形を取らせていただきました。

2年間、ここでセクハラを終わらせるという気持ちで活動してきました。しかしネット上の動きを見ていると、短歌俳句連句の方々の反応は恐ろしいほどに薄いです。それぞれのお立場もあると思いますが、そもそもセクハラ問題は他人事であるという雰囲気を感じています。この活動は必要なものなのか、余計なことをしているのではないか、不安を抱えたまま今に至ります。それでもご投稿をお寄せくださったみなさんのことを考えると、やはりこのままにはしておけないのです。

どうかこの活動にご支援をくださいますよう、みなさまに伏してお願い申し上げます。私にあるのは「短詩の世界をよりよいものにしたい」という思いだけです。私たちのために、そして私たちのあとに続く人々のために、一緒に戦っていただきたいです。

何卒よろしくお願いいたします。
高松霞