御伽原江良について思うこと

宮下かすみと申します。
アイマスとVtuberを日々生きる糧にして、仕事として高速バスと毎日戯れています。
委員長がnote始めたからという理由でアカウント作ったものの、せっかくだから何か書こうということで。使い方まだいまいちよくわからんこ。

昨今様々なバーチャルYoutuberの人が活躍していますが、つい一ヶ月ほど前に彗星の如く現れたのがこの御伽原江良(おとぎばらえら)です。

22歳の女子大生、家庭的で見た目はとてもかわいらしく清楚な方向性…とは裏腹に、ロリコン、グルシャン、失言大魔王等々。とにかくギャップがすごい方です。
まあそういう人は少なからずいるわけですが、何故か心を惹かれてしまったわけです。
方々では「悔しいけどかわいい」という意見を見かけますか全くもって自分もその通り。初めて見た動画がGTAでどれだけ人を○せるかですからね…

その後様々なゲーム実況をし、順調に登録者数を増やしてゆき、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。しかしながらその反面、やはり彼女には「恐い」という感情がありました。
デビューしてわずか一ヶ月で登録者数6万人、収益化も果たされスパチャでは高額スパチャも珍しくありません。一回の配信でウン十万が一気に動くのです。

オーディションを受ける前はごく普通に暮らしていたと思われる江良ちゃん。それが激動の日々を過ごしているわけで、様々な出会いがある一方、壁にぶつかっているのもまた事実。
にじさんじMIX UP!!であったりまあ様々な騒動の真ん中に彼女はいます。実を言うと自分はこの問題とされている動画は仕事で見れていません。アーカイブが残っている動画もありますが、まだ見る勇気がありません。そのため断片的な情報でしかありませが、では具体的にここで語るのは何か。彼女の今後です。

騒動の後、一度GTA実況において素の声で実況する配信を行いました。そちらは自分もリアルタイムで見ていましたが、その際抱いた感想は「御伽原江良は今後バーチャルライバーとして、一人の人間としてどこまで成長していくのだろうか」ということです。
様々な問題があったのは事実。それを今さら無くす事はもう出来ない。そしてこの配信以降、何ら関係ないゲーム実況や雑談配信でも、明らかに低評価を押す人が増えたのは数字として現れてしまっています。そして「先輩へのリスペクトが足りない」「Vtuberとしての自覚がない」「経験不足」「同じにじさんじ内のVtuberに対して迷惑行為をした」という評価は今後もついて回るでしょう。

しかしながら自分は御伽原江良のメンバーシップに入りました。

普通に考えれば観るのをやめるのが、この騒動から離れるもっとも手っ取り早い方法であります。彼女以外にもさまざまなVtuberが活躍している現在、十二分に楽しむ事は出来るかと思います。しかしながら自分は御伽原江良を応援しようと思いました。それもお金を出して。

素の声で配信した時に彼女の二面性について考えました。バーチャルの世界で生きることにおいて、自分の素を封印し、魔法をかけて作り上げた御伽原江良という姿で生きてゆく。大変なことだと思います。その魔法が「お酒」「緊張」「経験不足」というものにより解けてしまいこのような騒動を引き起こしてしまいましたが、素の声で配信した際は、自らの意思で魔法を自分で解いたありのままの一人の女性で配信したということ。
これは今後、「Vtuber御伽原江良は今後あえて自ら魔法を解いて配信すること、二面性をもったVtuberとして活躍すること」を暗に宣言したように思えます。
実際「今後もこの素の声で配信してほしい」というコメントが流れた際も、拒絶せず可能性を示唆したあたりあり得るかと思います。
上記のさまざまな騒動の評価を受け入れた上で、素になる時は他の力に頼らず自らの意思で魔法を解く。それは同じような事を再び起こさないための一つの宣言ではないかなと思いました。GTA実況のタイトルに上級者向けとありましたが、これは「今までの御伽原江良、騒動を引き起こした御伽原江良、素に戻った御伽原江良、これら弱い部分をも受け入れて今後も応援してくれる人」と読めるかなと思います。

配信でやらかしたのはもう覆せませんが、それでも立ち上がりなんとか活躍を続けようとする彼女の姿を見て、自分も今後とも見届けたいと思いました。

実況後の自分のツイートです。仕方ないでは済まされないと騒動に巻き込まれたファンがいらっしゃるかと思いますが、そちらについては大変申し訳ありません。
しかし、この配信以降も彼女を応援する声は非常に多いのも事実でした。今後も登録者数は増えてゆくでしょう。

失敗を受け入れ、成長していくであろうVtuber御伽原江良。彼女が進む先には何があるのでしょうか。そこには地獄の釜が待ち受けているかもしれませんが、自分は一緒にそこまでついて行きたいとさえ思います。何故そこまでするのか自分でも正直分かりません。しかしそうやって一人の人間をそう思わせただけでも、御伽原江良の魅力はただじゃ済まないということがお分かりいただけるかと思います。

長々と深夜にじとさんじの間にかけて書いた文なので長文散文となってしまいましたが、ひとまずここまでとさせていただきます。ご覧頂きましてありがとうございました。

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