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Project🌟卒試。

👇演奏リンクは、もくじの「卒業リサイタル」からどうぞ!👇


ロックダウンが解除された6月末

ウィーン国立音楽大学院 室内楽科を卒業しました。



学生生活のまなび

室内楽科に転科して学んだ、いちばんの宝物は


『人と人のつながりの大切さ』


室内楽は、パートナーがいないと成り立ちません。

どんなに気が合うなと思う仲間とでも、

合わせを重ねるうちに意見のちがいが浮き彫りになることは

避けて通れない道です。


まずは自分が自分の意見に自信をもち、
相手の意見をリスペクトして、
より深い音楽をもとめて、
試行錯誤する。


シンプルにきこえることですが

にんげん、十人十色。

組み合わせが変われば、化学反応もまったく違うものになるわけで・・・

本当に奥深いんです。




一人でソロを弾くだけでは学びえなくて

出会いえなかったであろう仲間に巡り合えたこと。

一生モノの宝物です。


そしてコロナそして延期そしてそして

本来は3月末に試験を受ける予定で、

準備も数か月前からしている状態でした。

そんな中ロックダウンの可能性が浮上・・・

大学も当然立ち入り禁止になり、試験も延期。


不透明な状況下でも連絡をとりあい

いざ規制が緩和され、試験の日程が決まってからは

連日ガッツリ合わせをしてくれたパートナーのみんな。

本当にありがとう・・・!!


卒業リサイタル

お客様は限られた人数で完全招待制。
(リストに載っていない人が来ていないか、点呼もとったみたいです😅)

教授陣もシールドをはさんで、間隔をあけて座っていました。


演奏については、あえてコメントはナシで。

お聴きくださると嬉しいです😊


ハイドン ピアノ三重奏 第35番


ブラームス ピアノ四重奏 第3番


最後に

・その時々にベストなリハーサル方法

・コミュニケーションのとりかた

・自分を客観的にみる力

etc...


どれをとってもまだまだ未熟な自分ですが、

ひとつの大きな節目を迎えられたことは喜んでいいのかな。


長年サポートしてくれた家族、出会った様々な室内楽パートナー、応援してくれた友達&フォロワーさま、先生方・・・
誰かひとりでもかけていたら、今の私はいません。

ありがとうございます。



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