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三菱UFJ信託銀、転居伴う転勤で50万円 人材つなぎ留め~20230822日経新聞

こんにちは。今日もこんな時間になってしまいました。1日は短い。
本日は5歳娘の保育参加に行ってきたんです。そこで娘の友達に「お仕事何してるの?」と聞かれて、とても困ってしまいました。「会社がちゃんと儲かっているかどうか調べる人」って言ってみたけど、「全然わからない」と。そりゃそうか。我が子ですら家でPCに向かって何かやっている人という印象ですし、ママ友にも理解はしてもらえないです。ちなみに聞いてきた子のお父さんはカバン職人で、お母さんは看護師さんだそうです。
ちなみにちなみに私の夫は公務員で、明日子供たちを職場体験に連れていくそうです。会計士もそういう普及活動した方が将来の手が増えるのかな?などと思った今日1日、今日の注目記事は掲題の通りです。

記事要旨

三菱UFJ信託銀行は、10月から国内の転勤社員に、異動後の賞与時期に50万円の転任手当を支給する制度を開始する。この制度は約4500人の総合職を対象にし、共働き世帯の増加に伴う東京勤務希望者の支援と人材確保を狙っている。支給は異動命令から6カ月以内の申請で、支給月は申請月によって異なり、賞与に反映される。これまでの赴任支度料は従来通り支給される。

所感

制度全体よく理解してませんが、これってワンショット50万円で転勤してくれということ?それとも転勤期間中ずっと賞与+50万円ということ?

うーん。安くないですか?転勤社員という人は年収どの程度の方で賞与どの程度もらっている方なのでしょうか?銀行の総合職の方にとってはワンショット50万円なんてっていう感覚がしますが。
これは、多くの社員が東京勤務を希望しているけれども地方に転勤してもらうことになるからお金を支給するということと理解しているのですが、それって中途半端なお金では代え難い話かなと思っています。
単身赴任になるのであれば子供とともに残る人の育児負担軽減のためのシッター代や家事代行、家族と会うための渡航費用等実費は結構かさみます。加えて子供が小さい時に一緒にいられないのは親子ともにデメリットが大きい(数値化はちょっと難しい感覚論です)のではないでしょうか。
その状況でも+にとらえてやるすべはあるのでしょうが、その会社での仕事がそこまで価値がなければ転職してしまうのが世の常です。
そもそも全国転勤を当たり前にしている状態は異常値ととらえるべきで。中途半端な金銭的援助よりも、従業員との対話による長期的視野を見据えての人員配置がなされるべきで、場当たり的転勤が要求されるのであれば50万円程度では人材確保は難しいのかなという印象です。


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