泡沫の夜の魔法にかけられて
相手によって魅せる「じぶん」を変えていく。
人間は多面的な生き物であるからこそそれは当たり前のこと。
じゃあどうして見せる相手によって変えるのか。
一つの「じぶん」だけだと疲れてしまうし飽きてしまうから。
でもそうやって変えていく「じぶん」はどれも「ほんもの」。
決して嘘でも取り繕っているわけでもない。
嘘で固めてしまうとそれは安っぽい偽物の関係なってしまうから。
そうやって多面的な「ほんもの」の「じぶん」でいられる場所が今の立ち位置なんだろう。
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