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女性が技術士を取得するメリット

先日技術的な記事を書いてみて、結構面白かったんでこれからは技術系資格系の記事も書いてみようかなと思います。

私は技術士(森林)という国家資格を29歳のときに取得しました。それ以降面倒で受けてませんが、部門や分野違いでいくつも持っている人もいます。技術士は建設コンサルタントを続けていく上では必須の資格で、仕事を受注するときに必須であったり、プロポーザルで優遇されたりします。合格率は低めの結構難しい試験です。

試験の概要とかいろいろ書こうかなあと思ったんですが、まずはこの記事を読みに来てくださった方のモチベーションアップのために、資格を取ってどんな良いことがあったかを書きたいと思います。

周りの見る目が変わった

これは本当にすごかったです。受かったことを報告すると、会社の先輩たちが私以上にものすごく喜んでくれて、手放しでほめてくれました。世間的にはそこまで知名度のない資格ではありますが、会社にとって技術士保有者が増えることは受注能力の向上に直結しますから、大きな成果として評価され、一人前の技術者として認められます。実際に仕事の権限が増え主担当案件を持てるようになったほか、小さめの仕事では管理技術者も務めました。

若い女性だからと舐められなくなった

業界内では対外的にも非常に目立つし尊敬される資格です。特に私の仕事は公共の仕事が多く、お客さんはあまり持っていない資格なので、名刺を見せると「はあー技術士さんですかあ!」などと言われることがあります。私は体も小さく幼く見られ、お客さん(ほぼほぼ年上の男性)に仕事を心配されがち(または舐められがち)だったので、資格付きの名刺は非常に大きなハクになりました。

給料が上がった

私の以前いた会社は資格手当がついていたので、年給にして36万円あがりました。次の年には資格取得が評価され、等級が上がったのでさらに給料が上がりました。これは会社によって違うと思いますが、転職の際に資格のあるのとないのでは求人の数も入りやすさも変わってくるものと思います。取っておいて損はないです。

自信がついた

自分の努力で資格が取れたことにプラスして思ったよりもずっと周りの人が評価してくださったことで、少し自信が付きました。自身がついたことで、国内部門から海外部門に異動を志願することができました。

20代で技術士を取得するのは不可能ではありません。特に女性は若い段階で取得するメリットが男性よりも大きいのではないかと感じています。経験が浅いことそのものはあまりハンデにはなりません。浅くても豊富でも経験はあればいいです。経験の有無はいわゆる資格マニアに簡単に資格を取られないようにするためのものなので、筆記試験に正確に答えられるかどうかの方が大切ですし、それは勉強をすれば答えられるようになります。ぜひ若いうちに取得できるように頑張ってください。

技術士取得について質問があれば質問箱(プロフィールにURLがあります)からお気軽にどうぞ。

それではまた



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