華子の日記「マコトくんとヨウちゃん」ご縁の形
マコトくんとの時間は夫を失った私にとってなんだろうといつも考える。
会話も食事も仕事の話も。
楽しくてしょうがない。
この頃、マコトくんに影響されていると感じることが多い。
私自身の口調はおおらかになり、心に余裕があるように思う。
そう。角が取れた。って自覚する。
どちらかというと。
強めの毒が私の個性のように思っていた。
それは自分自身のコンプレックスを守る鎧だったのかもしれない。
マコトくんは本当に不思議な人だ。
私を丸裸にする。
実際丸裸になるんだけれども