2024/6/24 東京新聞の社説を要約

24日は銀行の不正についての社説です。

• 金融庁は、三菱UFJ銀行とその関連証券会社の三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券に業務改善命令を出す予定。

• これらの会社は、顧客企業の経営情報を不正に共有した疑いがあり、金融商品取引法（金商法）違反の可能性がある。

• 三菱UFJ銀行の役員（当時）が顧客の企業買収計画や株式売却に関する情報を関連証券に繰り返し提供していた。

• 顧客は機密を守るよう求めていたが、役員はこれを無視していた。

• 同業他社の不正行為を知りながら自らも違法行為を行っていたことは順法精神の欠如を示している。

• 三菱UFJフィナンシャル・グループは親会社として信頼回復に向けた全容解明に努めるべきである。

三菱UFJ銀行と関連証券会社が顧客情報を不正に共有した疑いで、金融庁から業務改善命令を受ける見込み。金融業界全体の信頼回復には、親会社としての全容解明が必要である。

6/24　東京新聞

私見の追記です。

企業不正だけでなく、われわれが不利益を被る可能性のある事柄としては、他にも学校など教育機関や、医療機関、政府機関などによる情報漏洩が考えられますね。
それぞれの管理主体は基本的な倫理原則と透明性の確保をしっかり守って欲しいものです。