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「成人式中止の話が持ち上がった後輩」にかける言葉

柏木です。正直かける言葉が見つからんTwitterを見かけました。

成人式までないのか、、、苦しいな。かける言葉が見つからねぇと思うところですが、こうも色んな苦労を学生にぶつける日本に対して、どうやったら未来を感じてもらえるのか私にはもうわからなくなってきました。なんなの?!?!???

私の成人式の思い出

私の成人式の思い出と言えば、大学に行ってる同級生の話についていけなかったり、高校中退で働いてる友人がお金持っててびっくりしたり、小学校の机が未だにちょうどフィットしたり、なんか通り過ぎた思い出でした。

今思えば、皆と比べて変人だったなという印象でしたが、懐のでかい友人に囲まれて自分の変人具合を受け入れてくれてた気がします。感謝。

あれが凄い良い思い出かっていうと、そうじゃないけど、無いと無いでつらいよね。

「いつか笑えるときが来るよ」→来ねぇよ

こう言う不遇に出会う人を見た時、だいたい人は「いつか笑える時がくるよ」って言いますけど、来ねぇよ。そもそも、成人式がないんだから来ねぇよ。って思うのでだいたいの大人が言うことは無視したら良いと思います。

私のとっての成人式は、二十歳になった、大人になった。という感覚よりも、振り返って20代という10年が始まった感覚でした。なので今回は成人式の代わりに、10年間をどう過ごしていくか…お伝えしようと思ったんですけど大人の言うことなんて無視した方がいいので、私が振り返って10年やってよかったことをお伝えします。3つです。

1、本を読みましょう

よく言われてますよね。聞き慣れたと思いますが、本を読みましょう。ビジネス書で何を読んだら良いかわからなければ、土井さんのビジネスブックマラソンから探してみるでも良いと思います。YouTubeもやってます。

本を読む理由はいっぱいありますが、私が本を読んでて良かったなと思う理由は心を揺さぶる言葉に出会えるからです。「うぉ!!!」みたいな自分を揺さぶってくれる言葉に出会うためです。人と話す(聞く)のが好きな人は、知識は人から聞いた方が身につきます。ぶっちゃけ。

2、生き急ぎましょう

この状況で未来に希望を持ちましょうとは言えませんし、たぶん希望は

・海外に目を向けるか

・自分の中で見つけた身の回りの幸せを味わいながらスローペースで生きていくか

しかないような気がします。それが現実な気がしています。だからこそ、生き急ぎましょう。

時代と逆行しますが、生き急いで成り上がるには、人が休んでる時にどれだけ努力して成果を出せるかが大事なことは事実です。「商売とは、武器をPCに持ち替えた戦だ。死ぬ気でやれ」と教えられました。最初はびびりましたがそれが現実だとも思います。いつまでもだらだら仕事して、大事な人生をムダにしないように、20代のうちにお金を作るとか決めて、生き急ぎましょう。大まかにゴールを決めたら、逆算してそこに向かって努力するんです。努力すればするほど、先を行ってる人にであって苦しい思いも沢山しますが、自分が異質な人間なんだな…と思ってしまうような孤独はありません。

3、親友を作りましょう

「20代にしておきたい、17のこと」という本を読んで、私が1番欲しかったものが「親友を作ること」でした。

私は多分人生で「ズッ友だおぉぉ」って書いたプリクラを100枚は撮ってきたような恥ずかしい思い出が沢山あるような人間ですが、それでも自分の中で親友だなぁって思える人って皆さん何人いるんですかね?

私とっての親友の定義は、「親友が死にそうなピンチに陥ったら、仕事やお金、あらゆるものを捨ててでも命がけで助けたい人かどうか」です。友達って近づく時もあれば、遠ざかる時もあるものですが、それに比べれば親友って手間がかかります。

ちょっと脱線しますけど、

私の親友はコーヒーが好きです。昔、お誕生日祝いに日帰りでいけるキャンプ場に行って、森の中でコーヒーを焙煎して飲む。という渾身の企画をやったんですが、

数年後になっても「あれは麦茶みたいな味でしたよね」って言われました。笑いました。

親友って手間がかかります。

その手間を毎年積み上げていくことが意外と楽しかったりします。

ただ、創業前にとある社長から「お前は絶対に経営者に向いてない。どうせやっても失敗する、結婚して子育てしてからでもいいんじゃないか」とえぐられるほど詰められた時がありました。すごくお世話になった大先輩が働く会社の社長であり、周りの人からも「あの社長は良い人だよね」と評判の良い人をご紹介頂きお会いしたのですが、首の骨が折れるほど詰められたので、「どうしてここまで言われなきゃいけないんだろう。なぜあの先輩は紹介してくれたんだろうか…」と、さすがに帰りの電車の中で泣いた思い出があります。

その時に、励ましてくれたコメントがこれです↓ (もっと泣いた)

かっしーさんは、とにかく、今は、周りの声よりも
かっしーさんの内なる欲求、めざす未来、そしてサービスを使う人のことを考え続けることが成果への最短距離だと思います!
そして、それはきっとかっしーさんの得意分野だと私は思います!
be anbitious!!

自分がフルボッコになって自尊心も自己肯定感もクソもない時に、自分で自分を奮い立たせることなんて無理です。そういう時は、親友の声が自分をなんとか立たせてくれます。

もう既に、皆さんにとってはやってらんねぇわと思うような状況がいっぱいあるかもしれませんが、残念ながらこれから先もさらに「やってらんねぇわ」と思う状況はやってきます。その時、きっと親友が力をくれるはずです。大人になればなるほど、どうしてか友達を作る機会が減ってきます。ぜひ今のうちに、親友になりそうな人を見つけて、手間をかけて、親友に育てていって下さい。

ごめん、最後までかける言葉は見つからなかった

成人式もなくなり、やってらんねぇわと思うことの連続だとは思いますし、「後から笑えるようになるなら今笑いたいし、成人式したい」と思う地底人のようなメンタルになって当たり前だと思います。(私ならなります)

それでもどうか、自分の人生=「自分が生きる時間」の手綱を手放さないで下さい。

以上、未だに白木屋で年齢確認に免許証提示させられる30代柏木からのお願いでした。


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