「ソニー」一家のレーベルたち
はじめに
この記事を書くきっかけは、SixTONESと所属レコード会社「ソニー・ミュージックレコーズ」との関係について考えたからだった。
まあいつものようにひとまずwikiで拾った情報をかいつまんでひとまとめにしているだけなので、ほぼ自分用の記事である。
ソニー・ミュージックレーベルズとは
音楽やエンタメ部分だけ抜粋する。
まず1番上に「ソニー・ミュージックエンタエイメント(日本)」という親会社がいる。
その完全子会社の一つが
「ソニー・ミュージックレーベルズ」。
レーベル一覧
その「ソニーミュージックレーベルズ」の中に、下記の11レーベルがある。
ソニー・ミュージックレーベルズ(SE)
SMR(SR)
エピックレコード(ES)
キューンミュージック(KS)
SME(SE)
SMAR(A)
SMJI(SI)
アリオラジャバン(BV、FH)
SACRA MUSIC(VV)
NeOFRONT
SMD(MH)
アルファレコード(コードはソニーミュージックダイレクトと同じ)
各レーベル所属アーティスト(一例)
SixTONESはソニーミュージックレーベルズ。
近藤真彦・坂道グループはSMR。
※乃木坂のみSMR内プライベートレーベル。
アジカン・サチモスはキューン。
ポルノ・miletはSME。
SMARはamazarashi・TUBEなど。
SACRAはアニメ系。
ちなみに、親会社の「(株)ソニー・ミュージックエンタエイメント」所属とされているアーティストもいる。なんじゃそりゃ!
該当するのはレーベル表記がSMEJ(品番XS)などのみ、とされており。
主なものはDOESとYOASOBI。
なおYOASOBIの事務所はSML Managementという、「ソニー・ミュージックレーベルズ」内のマネジメント部門である。
結論、単純にソニー所属のアーティストと括っても、細かく見るとレーベルが違うので、レーベルが異なれば担当者が違うので、アーティスト同士が仲良くても担当者同士がバチバチやり合ってる、なんてことは普通にあり得るんじゃなかろうか。人気商売だし。
その他
「ソニー・ミュージックレーベルズ」はソニーミュージック傘下の各レーベルの営業会社でもあり、アップフロントワークス、ジェイ・ストーム、コナミデジタルエンタエイメント、バンダイナムコミュージックライブ、タイトー、日音、ワーナーミュージックジャパン、トイズファクトリー、マーベラス等他社の受託もしている。
これは知ってる人は知ってる話なのだが。
ジェイ・ストームの販売元遍歴はなぜかwikiにきちんと書いてあり、東芝EMIからソニーへ変わっている。理由は東芝EMIはユニバーサルに吸収合併されたため。なので東芝EMIという会社は現存しない。レーベルはユニバーサルに残ってるけど。
ちなみに、アップフロントワークス(ハロプロ系)はソニー以外にもエイベックス等にも委託している。アップフロント内のレーベルごとに委託先が変わるパターンの模様。
グループ会社あれこれ
「(株)ソニーミュージックエンタエイメント」のグループ会社は3グループとその他に分けられる模様。
ミュージック&アーティストビジネスグループ。
ビジュアル&キャラクタービジネスグループ。
エンタエイメントソリューションビジネスグループ。
その他(乃木坂46合同会社、Seed&Flower合同会社、バズウェーブ合同会社)
そしてそれぞれが内包する会社は以下のようになる。
ミュージック&アーティスト
①ソニー・ミュージックレーベルズ(音楽事業会社)
②ソニー・ミュージックマーケティングユナイテッド(デジタルマーケティング)
③ソニー・ミュージックアーティスツ(芸能事務所)
④次世代(次世代アーティストによるIP創出、事業化を担う)
⑤ソニー・ミュージックパブリッシング(音楽著作権関係)
⑥ミュージックレイン(芸能事務所兼レーベル)
⑦room NB(ネットコンテンツ、クリエイターのエージェント、音楽朗読劇や舞台関係等)
ビジュアル&キャラクタービジネス
①アニプレックス(関係会社たくさんある)
②ソニー・クリエイティブプロダクツ(キャラクターライセンス事業等)
③フォワードワークス(ゲーム会社)
エンタエイメントソリューション
①ソニー・ミュージックソリューションズ(マーケティング&ディストリビュージョン・EC・ファンクラブ等事業、各種ソフト・グッズ・イベントの企画制作デザイン等事業、ディスク製造・開発等の事業、商品物流等の事業)
②Zeppホールネットワーク
感想
同じソニー所属でもこれだけレーベルが存在すると、すごく大きいくくりでは言えるが、本当に同じと言えるのだろうか…と思うほどの分かれ具合だった。
坂道系のオタクはソニーをよく思っておらず、ストのオタクはソニーに感謝しまくっているという違いがあるのだが、それも今回調べる理由の1つだった。
グループとレコード会社との付き合い方や、そのグループのでき方、売り出し方などで、単純に比較して見てよいものではないが。
担当部署(=レーベル)が異なれば、やり方も変わるだろう…とどこか納得してしまった。
さて……発売したてのSixTONES 4thアルバム「THE VIBES」の品番を確認してみたが、SECJになっている。ふむ。
そしてブックレット記載のクレジットの特に後半部分を確認する。
アルバムリリースにあたってのプロモーション等に関わった人の部分である。
ほら、さっき見てきた会社名が出てきた(当たり前)
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