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コーチと設計者の思いが詰まったガンバスター

脳内で「トップをねらえ!〜FLY HIGH〜」を流しながらPLAMAX MF-64 minimum factory ガンバスター/RX-7を開けて眺めていたらパッケでは気づかなかった面白いとこがあったので今日はその話。

ガンバスターの最初の合体シーンはマージでめちゃくちゃカッコいいですよね。僕も大好きです。プラモを眺めていたら見返したくて仕方なくなってるのですが、いま契約しているサブスクサイトでは見られない。残念。ちなみに「トップをねらえ!〜FLY HIGH〜」はAppleMusicでは聴けます。

このところのminimum factoryシリーズは名作ロボットアニメの名シーンを再現した固定ポーズのキットを販売していて、ガンバスターの他にボトムズやパトレイバー、レイズナーのキットが発売(予定を含む)されています。
んで、ガンバスターは「件の最初の合体シーン」からのスーパーイナズマキックをイメージしたポーズでキット化。パッケの時点でもう優勝してしまうかっこよさ。
商品画像を見て分かる通り左右非対称の固定ポーズなわけですが、箱を開けてランナーを見ても最初は「うんうん、キックのポーズだから右膝は伸びて左膝は曲がってるな」くらいに思ってました。
で、夜中だけど組み立てちゃおうかな、と思ってよーく見ていると、左右のつま先の大きさがぜんぜん違う。

写真では分かりづらいけど、横幅が3割は違う

元となったイラストは「キックされている側」から見たようなポーズになっているので、近い右足は大きく遠い左足は小さく見える。見えるのだけど、それを大きさを変えることで再現してくるとは思わなかった。確かにガンバスターは設定がめちゃくちゃ巨大(240m)なので出来る限りデカく見えてほしい。けれどこれは手のひらサイズのキットではそれもなかなか容易ではない。そこを「固定ポーズキットならでは」の表現でこれを実現しているのだ。

腕に注目

「えっ、ということはひょっとして〜?!」と思って腕を見てみたら、やはり右手が大きく左手は小さく造形されていた。これはパッケージや写真を見ているだけではなかなか気づきづらいところ。と、ここで「うわぁー足だけでも組んでどんな感じか確認したいな!」と思って説明書を見たら、足の取り付け方もこれまた可動モデルではなかなかできない付け方でニコニコしてしまった。人型のキットを組むときに左右で二回同じ作業をするのが嫌、という方もいますがこのキットではそんな悩みとは無縁です。

なお、この時点で深夜12時だったのでまた今度組みます

ちなみに、気になってRX-7も見てみましたが、こちらは元ポーズの影響もあると思いますが、左右でほぼ同じ大きさでした。

だいたい同じ大きさの腕

他の同シリーズのキットをまだそれほど多く見ていないですが、ガンバスターは「巨大さとパースの効いたポーズの再現」にかなり拘っているようで、まさに「設計者の思いが詰まったキット」になっています。これにはデカくてかっこいいスーパーイナズマキックを見たい僕らもコーチもニッコリでしょう。
このシリーズは他にもどんどんシリーズが出てほしいので、積極的に応援していきたいですね。

それでは〜!

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