古印

17歳

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  • 日々是好日

    この坂道もそろそろピークで

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"良い曲"の定義

良い曲、名曲、神曲etc… 俗に言う"良い曲"の定義・基準を見つけてしまいました。 それは、"感傷に浸れる"か否かというところです。 例えば、退屈で変わり映えしない日々を一瞬でも、愛おしく思えたり、旧友に会いたいなあ、って思えたり、まあなんとなるか、なんて思わせてくれるような、そんな衝動に駆られる音楽は素晴らしいんだと思います。 そして、みんなが、そんな音楽と沢山出逢えたら良いな、なんて思います。

    • ここは退屈迎えに来て

      2限の授業が終わりに差し掛かった頃、飛行機の音が聞こえた。というか、これが”音が轟いた”ということだと思った。 地震の予兆だと錯覚するくらい、ごーっ、という音が教室に響いた。 音が何故こんなにも響いたのか考えた。すぐに結論が出た。 私の通っている学校は、ど田舎の標高の高いところに位置しているからだ。 とても億劫だったし、退屈な授業だった。 「ここは退屈迎えに来て」じゃないけれど、この大きな音を轟かせている得体の知れない飛行機に、今すぐに乗って、どこか遠くの街に行きたいと思った

      • みんな頑張らなくていい

        いつもの寮への帰り道、祖父はハンドルを握りながら「夏休みは終業式の当日に迎えに行っちゃるけえ」と威勢よく言い聞かせてきた。 またしばらくホームシックになるのだろうか。 私は帰省することを生きがいになんとか生き延びている。 夏休みまではあと3ヶ月。 (ゴールまで、多めに日数を見積もるのは達成感等を上げるためのマイルール) みんな頑張らなくて良い、好きなドラマを見つけて日々をやり過ごせば良い。7日が経つのを忘れるくらいに過ごせたら良い。 今はしばらく「日曜の夜ぐらいは…」が生きが

        • 今日みた夢

          花粉症に苦しみながらなんとか眠りについた昨夜、異性に告白される夢をみた。 今思い返してみれば、夢の相手に面識はなくて、でも同級生だということだけは分かっていた。 朝目が覚めたとき、おそらくこれまで生きてきた中で1番絶望した。卒倒した。 とにかく鮮明に覚えていた。何なら若干の明晰夢だった。 「君、私が好意を寄せてるの薄々自覚してるよね?」みたいなことを言われて、「僕で良ければ」って言って、その日に「これからよろしくね」って言葉を掛けられて、それはきっとこの世で1番優しい不慣れ

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        • 日々是好日
          3本

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          ホームシックで泣、泣(sick-sick)

          ホームシックで泣、泣(sick-sick)

          2022'

          こんばんは。 2022年は12ヶ月連続で記事を投稿することが出来ました。 来年も何卒。

          さようなら15歳

          あと2時間ほどで、15歳が終わってしまう。 世の高校生たちは深く考えていないだろうけど、15歳というブランドがなくなるんだな、と何故か寂しく思ってしまった。

          さようなら15歳

          「恋人」というこの世でいちばん素敵な存在

          みなさんこんばんは。 本記事では 生まれてから今日まで、恋人がいた経験がない15歳の私なりに、恋人という存在について気が済むまで語らせていただきます。 🕐 恋人が出来たらしてみたいこと その1 片耳イヤフォン 1番王道らしいやつです。 今の時代してるカップルはいるのでしょうか、? そもそも今の時代、ワイヤレスタイプなのかもしれませんね。 個人的に、映画「はじまりのうた」でベンチに2人で座っているシーンを見てから憧れています。 その2 デート中にさりげなく激写

          「恋人」というこの世でいちばん素敵な存在

          記憶

          ベランダから空を見上げると、星が微かに見えた。 昔はもっとはっきりと見えた。 確かに視力が落ちたということを実感した。 目が悪くなるということは、こんなにも悲しいことだった。

          「逃走中」を純粋に楽しめなくなってしまったあの瞬間、ぼくたちは大人になった。

          「逃走中」を純粋に楽しめなくなってしまったあの瞬間、ぼくたちは大人になった。

          世界はえらいスピードで進んでるんだ、ついていかなきゃ。

          今日もまた、同じ中学に通っていたあの友達と電話をした。 僕は県外の高校に進学したので、中学校の同級生とは離れている。 物理的にも中学校と離れてしまった生活が始まってから、もう2ヶ月が経とうとしている。 不思議なことに、早くも顔が思い出せなくなってしまった中学の友達が数人いる。 この事実には、自分でも驚いている。 先日、久しぶりに中学の友達と電話をした際、その子の周りに複数人同級生がいた。 あの頃の僕らの”あのノリ”も健在だった。そして安心した。 過ぎていた時間は共通して約2

          世界はえらいスピードで進んでるんだ、ついていかなきゃ。

          2022年上半期の目標鑑賞数:50本

          2022年上半期の目標鑑賞数:50本

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          サンカヨウ

          サンカヨウ

          「欲張りかな 君のその潤んだ瞳の中にうつる 世界を独り占めにしたいなんてさ」

          「欲張りかな 君のその潤んだ瞳の中にうつる 世界を独り占めにしたいなんてさ」

          15歳、高校1年生、4月、僕の恋愛観。

          はじめに 私はこれまで、はっきりと"恋人"(彼女)という存在の方が近くにいた経験が無い。 恋愛について誰かと話をした際、必ずと言って良いほど、「私はこのまま恋人がいないまま、孤独に消えてしまうのだろうか。」という思考に至る。 そして、このことを考えていると、本当に胸が締め付けられる。 勿論このことを人に話すと、「何言ってるの」とか、「誰でもいずれ出来るよ」なんて言われるのが目に見える。 「いずれ恋人ができる」なんて、軽率に言わないで欲しい、切実に。 その為、「彼女欲し

          15歳、高校1年生、4月、僕の恋愛観。

          映画館のチケット購入時、無意識のうちに「高校生」を選んでいた。 不思議だなあ、

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