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【EDH】無私のパラディン、ナダール

・はじめに

フォーゴトンレルム探訪発売直後に、ダンジョンで遊びたくて作成したデッキです。
現在ではイニシアチブという統率者向けのダンジョンギミックがリリースされていますが、ナダールの可愛らしい性能に惹かれて長いこと使い続けています。
デッキレベルは国内基準で5くらい。
デッキリストは完璧なものではないので、デッキの雰囲気や方向性が伝われば幸いです。

・デッキリスト

■統率者(1)
無私のパラディン、ナダール
■クリーチャー(25)
大修道士、エリシュ・ノーン
太陽のタイタン
暁の騎兵
石切りの巨人
孤独
静寂の守り手、リンヴァーラ
ティアの戦天使
コーの地図作り
真面目な身代わり
ガーディアン・オヴ・フェイス
スカイクレイブの亡霊
ヴェクの聖別者
護衛募集員
純鋼の聖騎士
石鍛冶の神秘家
秘宝の探求者
地図作りの鷹
オグマの文書管理人
ディープノームの地形術師
ドラニスの判事
セラの高位僧
ルーンの母
ルーンの与え手
雨ざらしの旅人
エスパーの歩哨
■プレインズウォーカー(1)
大いなる創造者、カーン
■呪文(12)
目覚しい修復術
質素な命令
アクローマの意志
完璧な策略
テフェリーの防御
過大な贈り物
遺棄の風
武器庫の解放
鋼打ちの贈り物
悟りの教示者
剣を鍬に
流刑への道
■エンチャント(6)
古き者のまとい身
息詰まる徴税
命運の掌握
入念な調査
シガルダの助け
土地税
■アーティファクト(17)
伝説たちの秘本
太陽の指輪
師範の占い独楽
アージェンタムの鎧
多勢の兜
ナザーンの鎚
スカイクレイブの大槌
火と氷の剣
炎叫びの杖
発掘者の松明
再鍛の黒き剣
精霊信者の剣
記憶の仮面
稲妻のすね当て
影槍
統率者の板金鎧
巨像の鎚
■土地(38)
29 平地
空の遺跡、エメリア
ウルザの物語
作戦室
統率の灯台
溢れかえる岸辺
湿地の干潟
乾燥台地
吹きさらしの荒野
虹色の眺望

・デッキの方針

リストを見てわかるように、《無私のパラディンナダール》に装備品を付けてぶん殴る直線的なビートダウンです。
統率者が場に出たら、《狂える魔道士の迷宮》の踏破を目指して突っ走ります。

ダンジョンを進む過程でリソースを獲得することができるので、白単の弱点である息切れをそれなりに防ぐことができます。

一般にEDHでは序盤にマナソースを展開するのが定石ですが、このデッキではマナアーティファクトを《太陽の指輪》しか採用していません。
(《魔力の墓所》や《宝石の睡蓮》は、もう少し上のレベル帯を目指すなら採用すべきカードです。)

マナアーティファクトを不採用としている理由としては、
・装備品を並べる都合上、マナアーティファクトを並べるとアーティファクト全体破壊に弱くなりすぎる
・2マナ以降のマナアーティファクトは、統率者の着地ターンに寄与しない
の2つが挙げられます。

その代わり、マナを増やす手段として《コーの地図作り》や《地図作りの鷹》等の直接平地を増やせるカードを多く採用しています。

また、マナカーブを埋めるために2マナ以下のカードを多めに採用しており、ダンジョンの序盤で宝物を獲得することもできるので、テンポ面で大きく遅れを取るということもありません。

・個別解説

《空の遺跡、エメリア》
個人的に好きなカードの1枚。
カジュアルな卓では長期戦になりがちなので、終盤のリソース源として強力です。
このカードを採用しているので、他の特殊土地は最小限に抑えられています。(カードが足りないので入っていませんが、《古えの墳墓》は採用したいところです。)

《師範の占い独楽》
ダンジョンの《ルーンストーンの洞窟》と《狂える魔道士の住処》でライブラリの上を参照するので、優先度の高いカードです。
このカードのせいで各種フェッチランドをフル投入することになり、デッキの制作費を圧迫しています。

《入念な調査》
《発掘者の松明》

どちらもダンジョンの探索をサポートしてくれるカードです。
前者は手掛かりの起動に、後者は装備にマナが掛かるのがネックですが、せっかくダンジョンをコンセプトにしているデッキなので採用しています。
装備コストはさらに重たくなりますが、《我々の刃》もダンジョンを追加で2つ進むことができるのでオススメのカードです。(3人卓で遊ぶ機会がそれなりにあるので、今回は不採用としています。)

《多勢の兜》
統率者のコピーを量産することで、凄まじいスピードでダンジョンを駆け抜けることができます。さながらRTAです。
流石に装備コスト5は重たいので、各種装備サポートの力を借りましょう。

《ガーディアン・オヴ・フェイス》
《テフェリーの防御》
どちらもアーティファクトに対する全体除去を回避できる貴重なカードです。
(前者はクリーチャーをフェイズアウトすることで、付いている装備品も一緒にフェイズアウトすることができます。)
《告別》や《地底の揺れ》は1枚で盤面を滅ぼされてしまうので、これらのカードが手札にあるときはできるだけ慎重に立ち回りましょう。

《目覚しい修復術》
《古き者のまとい身》

どちらも墓地の装備品を全て場に戻すことができるカードです。
装備品を壊されてボロボロになっても、これらのカードは一発逆転の可能性を秘めています。
最後まで諦めずに頑張りましょう。