ゆゆのお悩み相談室　vol.1

みなさんこんにちは。香椎ゆゆです。
先日LINE@で募ったお悩みについて、私なりに答えていく不定期更新コーナーです。

1回目の今回は、壁上土のピスタチオさんから恋愛カテゴリについてのお悩み投稿です。
それでは早速どうぞ！

ゆゆさんならどう考えるか聞きたくて質問なのですが、会話や考え方の合わない方との関わり方や向き合い方についてお聞きしたいです！

今まで合わない方は当たり障りないようにしてきたのですが、素敵だなと思う方なのでこのまま避け続けたくないなと思ってます。

会話や考え方が合わない時を具体的に説明すると、例えば「こういう事がしたいorできるようになりたい！」とわたしが言った時に、相手から「それ達成するために何すればいいかわかってる？そのレベルだと今は無理があるんじゃない？　ちょっと厳しい」等言われました。
言われてる内容も正直間違ってるとは思わないし、相手が出来るからそういう言い方するのかもしれないけど、やってみようと思っている事に対してそう言われるとなんだかしゅんとします。
　
前に良いと思っていた方のお話になった時に、こういう所が良いなって思ったって言ったら「それでそう感じるってどうなの？」だそうで。物事の感じ方は人それぞれだと思うけどどうしてそんな事言えちゃうのかなと思ったりします。

こういう事がちらほらあるので会話をこちらから振りにくいと思ってしまい、緊張したり、合わないかなと感じております。

記念すべき1回目はピスタチオさん！ありがとうございます！
意見や考え方が合わないけど惹かれてる人と、どう会話したり関わっていったらいいか…というお悩みですね。

うっかりどの部分が素敵だと思っていらっしゃるのかを聞きそびれちゃったんだけど、きっとこのお相手の方は芯のあるしっかりした考え方をお持ちなんですね。
言葉選びもはっきりしてるのですが、超どストレート論法な印象。笑

元気な時はまだ平気でも、もともと元気ない時にこの言葉がけが返ってくると、シュン通り越してズーン…てなっちゃいそうなのが気になるところ。
よく言えば、自分の意見を自分の目線で話をしてくれているけど、悪く言えば、ピスタチオさんからの視点では物事を見てない・見れないことが多いのかな？

違う視点で物事が見られることは、恋愛に限らず、相手の意見から目から鱗の発見があったりするので、非常に大切な要素だと思います。
全て受け入れてくれたり、全肯定するだけがいい関係ではないので、お相手なりの意見を伝えてくれるのはとてもありがたいこと。

ただ、もしこの人ともう少し深く関わりたいとか、もう少し理解できるようになりたいのであれば「自分の意見をしっかりと伝える、理解してもらう」ことから逃げないことが大切だと思います。
今の状態を続けたら、相手の意見が全て正解・正しいとピスタチオさんが洗脳されてしまいそうで、ゆゆ氏はちと怖いです。


自分の悩みや小さなモヤモヤに対して強い言葉で言われてしまったり、そもそも相手の意見の方が正しいかもっていう先入観でお話ししてしまうと、相手の言いなりになってしまったり、自分の意見を自分で否定したり、ねじ伏せてしまうシーンが増えてしまいがちになります。

もちろん、より良いなと感じる意見に出会って、心からその意見がいいなと思えて、改めて意見を変えたり価値観を増やすのはとてもいいこと。ですが、それは他人、知人、友人レベルで当然できていて欲しい部分。
今回のように、より深い関係を目指そうとする恋人や、パートナーとして相手を見る時には、それらに加えて「相手の意見を尊重する心構え」はお互いに備わっていることが大切なんじゃないでしょうか。

相手の意見を尊重するよう心がけることで、伝える態度や言葉は全然変わってきます。
しゅんとなってしまった様子を見ればフォローの言葉を入れたり、厳しいと思うけどこのレベルまで上げたらチャンスありそうじゃない？と前向きに取り組む姿勢を言葉でサポートしたり。

でも、正直いただいた内容を拝見する限りでは、ピスタチオさんの意見を頭ごなしに否定してる印象です。(そういうシーンの時にどうしたらいいかって相談なのはわかってるんですけどね…)

恋愛カテゴリとしてのご質問なので、このお相手の方に少なからず恋愛としての好意があったり、お話には出てきてないですが、何かしら尊敬している部分があるんだと思います。

ただ、尊敬していても、愛せるかどうかはまた別の話です。

私個人としては、対等な対人関係を築くに当たって何よりも大切にしていることは「意見の擦り合わせが出来るか否か」です。
萎縮したり、良くも悪くも緊張してしまう相手には、まだ自分の素や心の内を見せられてないなと判断しています。
これはお仕事でも、友人関係でも、恋人関係でも必ず該当することで、自分自身が気を付けていることでもあります。

意見の擦り合わせが出来るか否かを基準としている理由は、わたしが「人生は自分で選択することで豊かになる」と思っていて、実際その大切な小さな選択肢を潰すような話しかできないのであれば、ゆくゆくはその関係性に上下関係が生まれてしまう経験が多かったから。
どちらかが一方的に否定するような関係性は、いわゆるモラハラに堪えるような間柄になりかねません。

まず、そのお相手の方に、私に伝えてくれたみたいに
「やってみようと思っている事に対してそう言われると、なんだかしゅんとしちゃうよ」
「物事の感じ方は人それぞれだと思うけど、どうしてそんな事言えちゃうの？」
「話そうとしても、意見が合わなかったときのことを考えたら緊張しちゃう」
って言ってみたらどうでしょう？
そこがきっと、お相手と関わり続けられるかどうかのスタートラインになると思うのです。

もし、ピスタチオさんが勇気を出して伝えたこれらの言葉に対して、お相手からピスタチオさんの心に靄がかるような言葉(例えば「じゃあなんて言って欲しいわけ？」とか「現実見れてなさすぎでお話にならない」とか…)が返ってきたり、あからさまに嫌な態度や冷たいと感じる対応をされるようであれば。
私はこの方との関係性の構築する時間や労力をかけるよりも、自分の意見に対して納得できる意見や言葉を返してくれる人を探す方がいいんじゃないかな？って思いますよ。

先にも書いた通り、全肯定したり、全てを受け入れてくれる相手は、それはそれで共依存になりかねないので良くありません。
でも、お互いの意見を尊重できない相手はもっと心の健康に良くないと思います。

このお相手の方と今後うまく付き合えるかどうかはわからないですが、まずはピスタチオさんが受け身になりすぎないこと、これ以上意見と気持ちを擦り減らさないことが大切です。
そして、このお相手に限らず、誰かと価値観の共有をした時に、お互いが傷つかない言い回しをしたり、合わない意見でも尊重してくれていると感じ合えるようなお相手と関わっていくと、傷つくことは少なく、なおかつ価値観も心にゆとりがある状態で広がりやすいです。

まずは、ピスタチオさん。
このお相手へ自分の思ったことを思った通りに(相手にされたのと同じように)伝えてみませんか？
その反応で、今後もこの人との関係を深めたいかを判断してみてくださいね。

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