防衛大学の思い出

高校一年生時代の思い出話をします。
2010年、今から14年前の出来事です。それほど過去の出来事であるゆえ、詳しいことは書けないと思います。

高校一年生の夏休み終盤に防衛大学のオープンキャンパスに行きました。
読んでいる方の多くが「?」となっていることでしょう。自分ですらそう思います、高校一年生時代から付き合いのある方は「あー、あのことか」となっているでしょう。
…そうであってほしい。

きっかけは防衛大学進学を志望している友達に付添を頼まれたためです。
付添と書いたけれど、地元から防衛大学に行く方法等々を俺(と親)が調べました。
当日の移動も俺が先導しました、ガラケーでyahoo乗換とにらめっこしたことを今も覚えています。
一体どっちが付添なのかわかりません。
おそらく、友人は少しも役になっていなかったと思います。

肝心のオープンキャンパスのことは全く覚えていません。模擬授業に参加した記憶がうっすらありますが、何も覚えていません。
たぶん、全然興味がなかったのだと思います。自分が志望している大学ではないことも関係しているでしょう。
「防衛大学に行く」という過程が目的だったと思います、防衛大学自体はおまけでした。なので、移動中のことを覚えていても到着後のことをほとんど覚えていません。

学食のカレーが美味しかったことだけ鮮明に覚えています。

この経験、自分にとって結構思い出深い出来事だったりします。
志望していた大学のオープンキャンパスより思い出深いです。
オープンキャンパスに参加したという点より、人生で初めて親の先導無しで電車を乗り換えて県外に行ったという点ですね。

これまで県外に行くときは親に先導してもらっていました、おそらく
自分から県外に行きたいと思ったことがない気がする…

当時は「頼まれたから同行した」、「ちょっとした人助け」程度の感想でしたが、今となっては頼まれた事自体がありがたいと感じています。
こんなことなかなか頼まれることないですしね。

当たり前ですが、親にも大変感謝をしています。進学予定のない大学のオープンキャンパス費用を出してもらえるなんて非常にありがたい話です。
ちなみに費用だけではなく駅への送り(徒歩だと3時間くらいかかる)も親にやってもらいました。

ちなみにこの経験、めちゃめちゃに自分の人生の役に立っています。
今は電車の乗換であまり迷いませんが、この経験があってこそだと思います。

まあ、防衛大学のオープンキャンパスである必要は全くないですね。遠出であれば、どこでも良かったと思います。
でも、防衛大学のオープンキャンパスだからこそ思い出に残っていると思います。

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