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税理士試験について 簿記論編①

明けましておめでとうございます。


今年1発目は、税理士試験の簿記論に対して私がとっていた戦略について書きます


私は試験友達みたいなのはいなかったので周りの人がどう思っていたかはわからないのですが、本試験の問題は「めちゃくちゃ難しい問題が出ろ!」と思ってました


絶対評価であれば、簡単な問題が出た方が良いに決まってますが、税理士試験のような相対評価の試験は絶対に難しい問題が出題された方が受かると思います


もちろん試験までの仕上がりが悪く、直前の模試とかでも上位30%程度な場合において、出題された問題が難しいとそもそも戦えないので厳しいです、、


でもある程度仕上がっていて、直前の模試で上位10%くらいに入っていて、基礎ができてて、テキスト完璧みたいな状態であれば、難しい試験の方が受かる可能性は高いと思います


私の試験の対策は「テキストを徹底的に仕上げる」でした。


試験の勉強をテキスト以外まで広げようとするとキリがありません。そもそも範囲が広すぎますし、もしかしたら試験に出るかもしれませんが、圧倒的に効率が悪いです


それであれば、テキストの内容(私は大原でしたが、TACでもなんでもいいと思います)を徹底的にマスターし、そこに書かれていない問題が出たら捨てる、という意識が大事かと思います


試験は2時間です。


もし試験時間が4時間だとすれば、戦略は変わるかもしれませんが、簿記論の試験を2時間の中で完璧に解くのは基本難しいことが多いです


そのため私は9割の人ができる問題は確実にとる。そして5割くらいの人ができそうな問題をちょこちょこ拾いながら、ほとんどの人ができない、あるいは時間がかかる問題を捨てる、という方法でした。


試験を解いている最中、こことこことこの仕訳と・・・・といったように他の要因がいくつも合っていないと正解にたどり着かないような問題はさっと判断して捨ててました(やるとしたら、まずとらなければいけない問題をすべて解き終わった後に時間があればやるという程度でした)


難しい問題の場合、より基礎が完璧でないとこの取捨選択をすることができませんから、テキストをしっかり固めている人ほど、難しい問題がでたときに有利だと思います。


確実にとるべき問題をとる、という戦略でいくのが簿記論合格の近道ではないかと思います(難しい問題だとより受かりやすい・・)



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