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あぶらあげ制作秘話(大クソ速祭参加レポート)

 こんわば。バーチャルクリエイターの柏葉くるみです。最近活動が深夜に集中していたからか若干twitterが荒れ気味だったので、生活習慣を整えようかなと思い、昼に記事作成をしています。

 さて今回は、バーチャルSNS「cluster」で現在開催中の「大クソ速祭」というイベントの中で「極限制作チャレンジ」というゲーム制作の大会があり参加してきたので、紹介と感想をゆったりとお話ししたいと思います。



 あれ?大加速祭って結構前に終わったはずでは?という方へ。
 これは「大クソ速祭」です。(非公式のファンイベントです)


 それでは本編どうぞ。

 

イベント概要

 この「大クソ速祭」というのは、ユーザー主催で行われた、タイトル通りですがクソな(誉め言葉)イベントです。クソと言うと聞こえは悪いですが、大掛かりだけどゆるーい雰囲気なので、普段出来ない事が気軽に出来るという非常に楽しいイベントとなっています。

ゲームワールド紹介

 今回のイベントで作成したゲームワールドを紹介します。

 

イラスト

あぶらあげ

 なんだこれ.............

 紹介と言いましたが、特に説明する事もありません。本当にクソ地獄ワールドです。強いて何か言うとしたら、若干目に優しくないので気を付けてください、ということですかね。

 E-moのエモさとかTravelerのスタイリッシュさとかを求めてこのワールド行くと酷い目に合うので気を付けてください。


(2021/5/18 追記)クソ地獄過ぎて私の精神が耐えられなくなったので、現在公開停止しています。要望があれば再公開します。



コンセプト

 特にありません。言い換えるとコンセプトがないのがコンセプトです。普段私はワールドを制作する際、ワールドの芯になるコンセプトを整えてから作るのですが(図①)、今回は「クソワールドを作る大会」,「お題が『混沌』」という条件下だったので、コンセプトを考える大事な工程を飛ばし、とにかく思いついた単語や目についた素材を手当たり次第ワールドに入れる、という滅茶苦茶な工程を踏んで作成しました。
 ちなみに、タイトルが「あぶらあげ」なのも、一番最初に思い付いた単語だからです。好きな食べ物かと言われるとそうでもないです。

比較画像

図① 比較画像
こうやって見ると今回のワールドの存在感凄いですね。消そうかな。


クソワールドを作るコツ(我流)

 今回のワールド制作で気を付けた点をいくつかまとめて紹介します。
 「大体の人には必要ないじゃん」と思われがちですが、逆に良いワールドを作る際には「気を付けるべき点」として見る事も出来たりします。


①大量に色を使うべし
  配色は統一感を与えるのにとても重要です。言い換えると、色は統一感を消す工程では非常に重要です
 とにかく色々な色を使いましょう。特に虹色はオススメです。虹色の中には1680万色の色が入っています。とにかく使いまくりましょう。
 ライティングにも気を付けましょう。面倒な場合はunlitがオススメです。光物も見ていて面白いので、PostProcessingもオススメです。(PostProcessingはまじめなワールドでも使える神アセットで、使えるようになるとワールドの質がグッと上がるのでオススメです)


②過度に動きをつけるべし
 あらゆる物体に現実ではありえない動きを理由もなくつけましょう。
 私が周りの人を観察して思ったことなのですが、どうやら人間は現実に存在しない動き,物に対して何かしらの意図を考える傾向があるようです。まあリアルで生きてるから当然といえば当然ですが。創作でこの特性を利用した例としてE-moを挙げると、E-moではリアルの物(教室,机)と非現実な空間や物理法則を組み合わせる事によって、「心の中の世界」感を演出しています。
 E-moの場合は「感情」というテーマの元にこの演出を行っていますが、無秩序で行うとユーザーは理解できず、理解できない光景が目の前を埋め尽くすと「完璧なクソ」になります。ぱっと見で理解できる要素(特に説明文)があると駄作になるので気を付けましょう。休ませる隙を与えてはいけません。羞恥心も捨てましょう。
 また、単純に速すぎる謎の動きは見ていて楽しいので、ガンガン取り入れましょう。ただ、視界をジャックするレベルでデカい動きを付けると目に悪いので、やりすぎに注意する事は忘れないようにしましょう。


③考えるな、感じろ
 クソワールドは皆様の心の中にあります。何も考えてはいけません。



☆クソワールドと言っても色々種類があるので、このコツを一切使用せずとも良質なクソワールドは作成できます。

あとがき

 以上、適当に作ったワールドを真面目に説明する回でした。普段エモ系な作品やかっこいい作品を作っていたりする人でも、たまにはこういうはっちゃけた作品を作ってみると新たな発見に出会えたり良い息抜きになるので、皆様もクソワールド、作ってみてはいかがでしょうか。

 大クソ速祭は本日まで!みなさんもぜひ!



 ...



画像3

 

(落差が凄い...)



次回に続く②


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