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お受験のはじまり。

お受験の始まりって、まぁこんなところからだったりする。

ニュース記事の中のおにぎりのレシピを聞いてくれて、他のお母さんが真似できる範囲だったりしたので、真似してもらうことにした、という対応そのものはグッジョブである。

聞きもせずに、「コレって、こういうやつなんじゃないの?」と決めつけては外してる人多すぎるからね。

まず、人にレシピ聞けよって話だもんな。

で、「他の人は他の人」なんてスルー出来ずに、他の人のモノを見ては欲しがる人ってのは、二種類にわかれるんよな。
一つは、こうやって、やり方を出来る人にきいて、自分自身を鍛えて、自分もできる人になるために鍛錬する人。
もう一つは、真似しきれないと諦める人。
諦めきってしまえたら、いいけど、嫉妬したり、ゴタゴタ抜かすこともよくあることで、グチグチ言われ続けることもよくあることで。

出来る人間からすれば、前者のタイプの人間は、可愛がれるよね。
すげーすげーとホメてくれるし、やり方聞いてくれるし、居心地のよいコミュニケーション取れるわな。
後者のタイプは、正直困るだけやわな。すげーすげーとホメるだけじゃないからね。
しかも、後者のタイプは、あれ禁止やら、これやるなやら、言い出しかねない。
出来る人間を抑え込んでしまいかねないわけよ。
そうすると、出来る人からすれば、不快な場所にしかならんわな。
がんばっても出来ないというのも辛いが、がんばっても出来ないヤツに合わせてコミュニケーション取り続けるのも、しんどいわけよ。

だったら、みんながみんな、鍛錬し続けてくれて、頑張り続けてくれる場所へ飛んでいきたい。

そう考えるわな。

そこで、出来る方の人が、「お受験」というシステム使って、出来る人だけの世界へ飛んでいくわけだ。
すげぇ人ばかりの世界の中で、ずっと鍛錬し続ける世界。
出来る方の人からすれば、そっちのほうが居心地が良い面もある(大変な面もあると思うけど)

お受験組が成功するというのも、出来る人がやるから、すごく出来るというだけの話だったりするので、残された方の出来ない人らは、ブログからYouTubeやTikTokへと教え方が進化していっても、出来る人が親切に毎日の暮らしの報告してくれて、やり方まで教えてもらえていても、それがわからないし、出来ない上に、出来る人らの毎日の暮らしの報告情報そのものにイライラしては、文句たらたらになってまうんよな。
すると、どうなるのか……。

やり方を無料で教えてもらい放題かつ、情報教えてもらい放題の日々がいつの間にか終わるだけ。

出来る人は、出来る人ばかりのゲーテッド・コミュニティへ旅立っては籠もってしまうのだから。

そして、身分階級というのが、生まれはじめる。

そんなもの……。

ちなみに、出来る人というのは、お受験で思いっきり羽根を伸ばせる場所に移り住んだとしても、普通に気さくなままであるし、聞けば、やり方は教えてくれる在り方はそのままだったりする。

ただ、単に、出来なすぎて、大変辛くなるほうが離れていくように出来てるってだけなのだ……。


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