たゆたう

たゆたう時間のなかで
僕は何をしたいんだろうか
何をして生きていきたいんだろうか

カンタンには、わからなくなったまま
たゆたう

明確な、やりたいことが
叶わなくなれば
もう、あきらめつけれるもんかな?
その明確な、意識すら
失われたことに
気付かぬまま
たゆたう僕は

ただ、働いてって言われたまんま
だれかの命令に従う犬
だれかの命令に従うロボット
だれかの命令に縛られてることすら
気付かないように
見てみぬふり

たゆたう僕は
それを望んでいたのかな
自由でありたいのかな
でも、自由という白紙のキャンバスに
願望をたくさん塗りつけて生きていけるほど
僕は器用でもなくて
自分が強かったわけでも
頭が明るいわけでもなくて

僕は、たゆたうまんま
時を浪費して過ごす
死ぬときに後悔するかどうかすら
わからないまま
やりたくもない仕事をして
暇つぶししてるのを
真剣に仕事してるのだと
うそぶいて

だけど、いつか時は来る
その、たゆたう時の流れは
永遠ではないと
逃げているのなら
それは、決断を
いつか追いかけてくる
それは、決断を

これでええのか?
変わらなくてええのか?
変えたくないと、もがいてるけど
変わらぬものなんか
この世には
ありえないというのに

逃げて生きていけば
その果実を背負うだけなのだけど
たゆたう僕が
ほしいものとは
なんだ
なんだ
ずっと問うて
生きていく

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