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noteと著名人。

これは、思考メモ的な話ですが。
さて、スマホ黎明期とともに、あれほど日本で普及したLINE。さぞかし大儲けしているのかと思いきや、実は赤字で倒産しかけてYahoo!と統合するハメになってるわけですが……。
思い返せば、LINEって、関連サービスとして、LINE LIVEのサービスが始まり出した頃、広瀬すずさんのようなテレビタレントを使って客集めしていたんですよね。
広瀬すず目当てに来た人らも含めて、集客キャンペーンなるものがはじまり、ニコ生やツイキャスでそれなりの人を集められていた人と契約して公式扱いしたりしていたんですわ。
で、広瀬すずが配信しなくなり、YouTuberのレペゼン地球を目玉にするようになり、レペゼン地球すら配信しなくなり、芸能人オーディション会場と化し、オーディションに受かるための応援イベントを打ち、その中で人気取れた人らを目玉のように扱うようになりましたが……。最終的には、サービス終了が決まり、サービス終了間際までイベント企画をやり続けていました。
さすがに、サービス終了間際は、広瀬すずも配信したみたいですね。

で、ここnoteはというと……。
まずは、サービス開始から、勘のいいネットユーザーが見つけてファーストユーザーとなり、まだ公式のイベント企画もなんもないため、noteのクリエイターとして、ユーザー同士で非公式企画を立てたり、オフ会したり、売り方工夫したりしていた時期があり……。
2016年頃、その頃そこそこバズっていたブロガーが嗅ぎつけて、情報商材風の記事は創作か否か論争がはじまり、noteの公式が、そのブロガーの記事をオススメしだしたり、公式もコンテスト企画をはじめだしたりして、なんやかんやあって……。
姉妹サイトのcakesが炎上騒ぎを起こしたり、cakesの連載権が目玉のコンテスト企画で賞を取ったのにcakes連載できない的なトラブルもありーの……。
で、コロナ禍がはじまりだし、みんながネットの世界に戻り出して、新しいユーザーが増えだし……。
cakesがサービス終了し、cakesの連載記事のエクスポート版的なのがnoteで読めるようになり。
つんく♂さんのような著名人や、有名な会社の公式企業アカウントがnoteで発信しはじめたり、と……。
著名人がやって来る順番がね、LINE関連サービスの場合と逆方向なんですよね。

いわば、草の根的なユーザーが盛り上げてたところに、少しづつ、ちょっと有名な人が面白そうと飛びつき、noteの会社ががんばったのかなんなのかまでは、わからないですが、最近は、著名人がやれば儲かるというのもあって、著名人がブログの拠点にしてきている真最中が、今のnoteといったところです。
著名人のnote記事目当ての読者専門のつもりのユーザーも、少し増えたようには、思います。
この流れだったら、おそらくまだまだ当面は、noteそのものは続くと思います。

で、著名人アカウントや大企業公式アカウントが、noteアカウントの運用や更新を辞めだしたら、noteもそろそろかもなぁという合図だと、考えています。

赤字たれ流し状態でも、意外と自転車操業で持たせてしまえるって一面も、ありますからね。

お金を使って呼ぶだけでは、目玉になるような著名人って、続けてくれないんですよね。

生配信とは、ちがって、noteの場合は、記事がストックとして効いてくれることも大きなポイントですし、著名人からすると、無料SNSでだと、発信した内容によっては燃えてしまうような事も、最初から有料記事やメンバーシップ内という囲いの中での発言であれば、反応の燃え具合もちょっとマシというのもあるのです。
それになにより、著名人の記事というだけで読みたい人は大勢いるので、著名人はnoteでは、儲かります。
何を言っても書いても、買う人がいるような人ですからね。

著名人らが運営から、お金の力で呼ばれて先に来るのではなく、後から嗅ぎつけて来る的な図式であるというのは、noteの強みかもしれないです。
多少は、noteも著名人側や大手企業側へ、営業活動もしていたかもしれないんですけど、最初は、いつどうなるのか、よくわからない弱小SNS的な面もあるサイトであり……。そこから徐々に大きくしたカンジもあるのです。

note発のメディアミックス作家としては、ドラマ化岸田奈美さんが目玉になるのかな……?
「左利きのエレン」もnoteで公開されていた時期もあったような気はしますけど……。どっちかというとcakesのイメージが強いかな。

ただ、noteでのフォロワーランキングでトップ層のフォロワー数って、8万人とかで、10万人の壁をイマイチ突き抜けれていないのも事実なのです。
Xのような100万人フォロワーがいるようなユーザーがいないのです。
その中で、1000人から1万人ぐらいのフォロワー数の人ってのは、水増しがなければ中堅どころってところですよね。
フォロワー数の伸びにくさは、あるのです。
だから、ビューという独自の指標にしても、フォロワー数とタイムラインに流れることのカウントもあるので、あんまり参考にはならないところもあるのですよ。
ただ、フォロワーの中のアクティブ数は、ある程度予想つくだけです。

ただ……自分のも読まれたいと考えるユーザーで相互フォローする作戦でフォロワー伸ばしして、1000人の壁突破しても、今度は自分がしんどくなるだけの面もあるのも、わかるのです。

どうしたもんかねぇ。
まぁ、今の状態でも、長年やっていたからか、それなりの数のフォロワーさんが居るようには見えてると思うんですけどね。

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