女性と子供の有無

子供は産んでも、産まなくても。

私が見ていて思うに、子供がいない女性には、2パターンいる。

子供がいない自分をこれでいいのだと肯定的でいられる女性と、私は子供を産みたかったぁと言いたげな女性。

私が見ている限りの話ではあるが、四十代五十代になってから、犬や猫を飼いはじめては、自分をママと自称する女性が増えているような気がするんである。

いや、子供がいない人生を選んだのは、他でもないあなたでしょう。

子供がいない自分を自分で肯定出来なくて、どうするの?

女性が子供を産める期間は限られていて、子供はいつまでも授かれるわけではないと、知らなかったなんて、幼稚すぎないか?知っていて、クリスマスケーキに逆らって生きるなら、あるいは誰も自分を選ばないなら。

子供がいない自分の人生の覚悟を決める必要あるのであって。

自分は、というと、子供を産まない自分に後悔しないのか、何度も自分に問うた。

たぶん、三十代も後半になれば、子供を欲しがるだろう。幸い、私を相手してくださる男性には恵まれていて、結婚への縁もあった。

私だって、どちらかと言えば、過去を振り返って、ああすればよかった、こうすればよかった、あの時あの一言が言えたら、この時、こっち選べばと後悔する質である。

それで、子供を授かろうと思った。

子供を妊娠して出産する経験がしたかった。だから、状況はとにかく、経験してみる。した後悔は、案外しなかった後悔より辛くないとわかっていたから。

子供は可愛くて、一生懸命育てている。

子供がいる自分を肯定するのと同じ位、子供がいない自分を肯定する女性となら、子供の有無をこえて友達付き合い出来そうな気がするけれども。

ペットのママからみたら、私って嫉妬の対象なんだろうなとか、深読みしちゃうんだよね、私。

もちろん、考えすぎで、スルースキル身につける必要あったりするんだけども。

子育て真最中だと、夫婦二人きりでバーや居酒屋なんて行けないし、高級レストランなんて縁遠くなる。

夫婦二人きりの方が上手くいく夫婦もいるよねって、最近になって、時折思うし。

子供がいないからこそ、自分が向いた仕事に没頭も出来るし。

子供がいないからこそ、仕事先での後輩たちの育成だとか、周りを助け回ってみたり、身軽に動ける。

子供がいない人生だって無駄じゃないのだ。

子供がいない人がいるからこそ、私は子育てに没頭出来るって側面があって。
子供がいないあなただって、子育てしてるんだよ。

子育てに没頭している最中は、どうしても、金稼ぎ的な仕事は適当になる。

子供は、急に熱を出すし、具合悪くもなるし、お出掛け一つとっても、出発直前にぐずったり。とかく思い通りには、いかない生き物で。預かる先も時間制限あったりして。

時間内に仕事をおさめたり、努力してみても、子育てしながら金稼ぎする仕事を両立するのは、一人では出来っこない話だったりする。

そうなると、子供がいない人たちに、仕事の割り振りが多くなったりする。

確かに、子供がいない女性たちは、ママとは呼ばれないかもしれないけれども。

子供がいない女性も、間接的にでも、子育てしていたりするのは、間違いないと思うんだよね。

私は、地域のママだーとか、仕事のママだーとか、どうしても、ママって呼ばれたいなら、そうしてもいいんじゃない?ペットのママも悪くないけど。

個人的には、ママって呼ばれ方にはこだわりないんだけどさ。

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