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朝の欲望

あなたの笑顔がみたいから
今日も仕事で消耗するの

身体中痛くたって
平気だよ
動けるよ
あなたの声が聞けたら

現実は 痛い身体引きずって
帰ってきた ワンルームに 一人

あなたは いない

だけどね、たまの休日に あなたが
私のワンルームに 泊まっていく日には
私は、あなたの好物 用意して待ってるの

そして あなたを抱き枕にして 眠りにつくの

朝日がさしてきたら、
あなたのために 朝御飯用意してみる

コーヒーがいいかな?
紅茶がいいかな?
そもそも、トーストとサラダと目玉焼きでいいのかしら?

ぎゅっと、あなたが寝惚けて
腕をつかんで

また、あなたのたくましい身体を
むさぼりたいなんて
朝の誘惑

あなたを帰したくない
ずっと、このワンルームで暮らそうよ?
そう、逆にプロポーズしたくなる
そんな朝の欲望

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