【マロ返】昔言われた心無い言葉が離れず、自作に自信が持てません

ひ……ひどい！！ひどいわ！！！！許せん！！！！
怒っていいわ！悲しんでいいわ！！いますぐ洗面器に水をはって顔を突っ込んで叫びましょうおシャラッッッッッッップ!!!!!

ハア……ハア……

失礼いたしました。取り乱しました。
それは悔しくて悲しかったわね。インターネット・ハグをどうぞ！

■ためにならない言葉は受け入れなくていい

人それぞれ好みも感性も違うし、仮にそれが「真実」であったとしても、何度も何度も失言暴言を心のおテープレコーダーで聞きなおし、自分を洗脳して苦しみ続ける必要はないのよ。懲役数年どころかまったくの無実なのに！

ちなみにわたくしの場合、おガキの頃のやらかしに対して言われた「偽善者」という言葉がずっと引っかかってたわ……。（懲役十年）（克服済み）

さて、その方がどんなにいい人で、どんなに仲良くて、たとえ絵の大先生であっても、そんな言葉は受け取る必要はありません。
なぜなら、マロ主お嬢様にいい影響を与えない言葉だから。

どんな人も失言することはあるだろうし、マジのマジで大ポカすることもあるでしょう。言葉選びがド下手とか正しく伝わらないとか。
ミスを憎んで人を憎まず。その方を大嫌いになる必要はないけれど、その言葉だけは受け入れる必要はみじんもないわ。

…………まだご縁があるなら、「あの時言われた言葉すごく引きずったんだよ」と軽く言ってみれば、もしかしたら「ごめんそんなつもりじゃなかった」と言われるかもしれませんね（反応については博打だけど）。

さて、このアンチ対策チャートの動画にすごくいい言葉がありました。

"「『一理ある』でなく三理以上はありそう？」
「すべての意見に一理くらいはある。一理ある程度は無視していい」"

アンチの意見ではないけれど、かなり参考になると思うわ。
このチャートで驚いたことは、「アンチの意見を受け入れて作品を修正したほうがいい場合」に至るまでがものすごく長く、実に多くの「それは気にしなくていい」という場合があるのだわ。ぜひ見てちょうだいね。

マロ主お嬢様の場合は、「とってもお下手クソというわけではないのですけれど」を受け入れて自分の価値基準を未来永劫ず～っと変えてしまう必要は、あるかしら？
その方の「善悪」「仲の良さ」「悪意の有無」にはまったく関係なく、負の影響を与え続ける言葉は呪いだわ。

■呪いを解くには

…………いつまで経っても、何を描いても「いいものが書けた」と思えないのって、多分辛いと思うわ。
勇気を出して相談してくれたのをきっかけに、今、呪いを解いて価値観を変えてみませんか？

まずは「傷ついた」自覚、「何年も縛られた」自覚を、辛いけどしてみましょう。紙に書きだすのがおすすめよ。
注意点は「こんなのたいしたことじゃない」「くだらない」と矮小化してはいけない、感情を封じ込めてはいけないってことね。

上記では「受け入れなくていい」といったけど、じっさい受け入れてしまって数年苦しんだのは事実。
マロ主お嬢様にとって、数年分の重みがある鎖なのだわ。これは大事件。とってもしんどいわ……！

仮に世界中の誰もが気にしないようなことであっても、悩みの当事者にとっては一大事。自覚パートでは軽視せず、尊重して取り扱いましょう。

もちろん一晩で払拭できることはないと思うわ。
長期的にじっくり取り込んで、少しずつ鎖に向き合ってほどいて、思考のクセを治していきましょう。

[参考]

紙に書くのほかに、やっぱり対面で信頼できる人に話す、聞いてもらうのがいちばん軽くなる近道よ。（通話でも可）

一通り感情を発散したら、療養しながら呪いと向き合ったり忘れたりする段階に入るわね。

客観的な「上手さ」を本当に知りたければ、有料添削とかを頼むついでに聞いてみるなど手がありますわね。（でもそれはそこまで重要じゃない）

大事なのは感性。自分の作品を自分が見て好きかどうか。書いて楽しいか。自分で自分のだいじな作品をけなさないこと。
「私はこれが好き」を突き詰めてみるのはいかがかしらん？

作品を完成させた後、批判者の目でチェックしないで、肯定者の目で「ここがいいね」と声に出して褒めてみるとか、大好きな親友が作った作品だと思って感想を書くとか。
「お絵かきが楽しいから描いている」が続いているなら、きっと大丈夫よ。

最後はおゴールね。過去の解呪が進んで来たら、未来に目を向けましょう。
楽しく自分の感性で趣味を満喫したいのか、他人の数字がほしいのか。

「こうなりたくない」でなく「こうなりたいな」を見ていけば、自然と前に進めると思うわ。
もちろん、疲れたらゆっくり休んでね。

多くのお悩みにある通り、最終的には割り切るしかないのだけど……。
自分のために何か行動する、というのはいちばんのメディスンよ。

世界でたったひとつの感性を持った自分に、優しくしてあげてくださいね。
楽しく自分が好きな絵を描けるように、応援していますわね。