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亀の歩み稽古日記 「強さと柔らさと苦手意識」

「激しくキレのある動き」

水の動きにも色々ある。内なる声を響かせてどこまでも柔らかく限りなく微細に、まわりの空気と溶け合って流れる水もあれば、内なる声というよりも、流れそのものを感じて、フォルムを明確に現していくような水もあり、こちらは時に激しく空間を切るような勢いをもつ。後者のほうはちょっと苦手である。前者のほうが、好きな感じ。

でも今日少しわかったことは、水の強さを現す時も、柔らかな流れがないとできないということ。基本は柔らかく抜けていること。そして流れの中に強さが現れること。唐突に現れるのではなく。

私は手だけ足だけで動いてしまうから変なのだ。ぎこちなく固い。「強く」となると、柔らかさを忘れてしまうからいけない。呼吸も変わる。呼吸と共に。常に呼吸感を大事にしている稽古だけど、色んな呼吸を踊ることが出来るようになる稽古でもあるのかな。。。

苦手意識がふつふつしている。自分で自分の檻を作ってしまう、難儀な癖。次回へ。

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