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亀の歩み稽古日記 ~前置き〆④~

漠然と知りたかったことを、カラダと対話しながらひとつひとつ見つめていく、体験していきながら深めていく稽古。踊りを通して、私、貴方、空間、時間、感情、人間、宇宙、を探求していくような。果てしない旅路だ…。

ここでやっている稽古はそんな感じ。
それは自分の今までの当たり前の価値観の崩壊を意味することもあるし、その時は苦しみを伴うこともあるし、さらりと通れる道筋ではないことも多い。でもその崩壊の経験を重ねるたびに、何か足かせがひとつずつ取れていくような解放感を知ることになる。そしてそれは踊ることと直結していることを知るのだ。

踊るって何だ…。踊れないって何だ。どうなっている…?

私は踊れないことを噛みしめる度、踊るとはどういうことかを問わざるを得なくなり、深みにはまっていくのだった。少しずつ、踊れるようになってきていても、 「踊れない時」の私は、定期的にやや頻繁に現れる。その様は本当にどうしようもなく、ひどい。

「大事なことをわかっていないからだ」
本当にわかるってことの難しさを痛感…痛いよ。

そんな日々の気づきを、表に出してみたくなった。
誰かに伝えたい思いと、自分に少しでも落とし込みたい気持ちとが相まって、稽古日記をつけることにした。

つたない言葉で綴っていますが、どうかご容赦下さい。

長い前置きは、これでおわりにします。

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