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日本史13 金は天下のまわりもの、じゃなかった

今日のおやつは、苔!!!!!

ナマケモノって、体に生えた苔を食ってるらしいぜー!!!!
怠けるも、ここまでいくと、もう、プロだよ。
プロの怠け者だよ。
名前に恥じぬ、このプロフェッショナルさ。

世の中のサボり魔も、このレベルになってから胸を張ってほしいね!で御馴染み。
どうも僕です。

文武天皇のあとに天皇になったのは文武天皇の母、元明天皇です。
文武天皇の息子は7歳だったから、成人するまでの「中継ぎ」として文武天皇の母が天皇にたてられたのです。

まぁ、結局、藤原不比等が、文武天皇の時から引き続き、中心になって活動してたんだけどね。

不比等、調子のってんな

元明天皇が頑張って仕事するぞーってなってる時、ラッキーな出来事が起きたんですけど。
今の東京辺りで、純度の高い銅が発見されたんです。

こういう、金とか銀とか銅って、発見されると嬉しいんですよね。
歴史の中で。
なんか色々作れるんでしょうね。
元明天皇も不比等も小踊りしたとか。

不比等「出た♪ 銅が出た♪ 銅が♪」
元明天皇「ちょ、離してもらっていい?」

このことを記念して年号が和銅と改められ、和同開珎という貨幣がつくられています。
もう、めっちゃ浮かれてますよね。
浮かれてんじゃ―ねーよ。

本格的な貨幣は、この和同開珎をはじめてなんですけど、貨幣の使用という習慣がなく、モノどうしのやり取りで経済が回っている世の中に貨幣を流通させるのが、それはそれはむずかった!!!
それはもう、むずかった。

そこで、政府の偉い人は考えた。
今の偉い人たちと同じで、めっちゃ考えた。
そして、一つ政策を出すんですけど、その内容が、
「一定量の銭を貯めた者の官位を昇進させる」という政策です。

ん?
それ効果ある?

流通させたいってことは、使ってほしいんだよね。
ん?
それいける?

そう。
「使ってほしいから貯めさせる」というのは、まったくの逆効果で、かえって銭を使わずに貯めこもうとする者が多く、うまくいきませんでした。

必死に考えた結果、逆効果になったんです。
これも、今の偉い人たちと一緒ですね。

しっかりしてくれ。

昔も今も、偉い=頭いい、ではないんですなー

(´_ゝ`)

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