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相談1:正しいお母さんってなんだろう?

3歳になって子供のわがままが増えました。すぐに「抱っこ!」とかトイレに行くだけでも「どこー!」と言って私から離れようとしないのが、自分にとってストレスです…。
そして、私自身「自分のことがしたい」欲が強い気がして、子どもと遊ぶと家事全般・勉強・在宅仕事が出来ないことにイライラしてしまいます。
どれもこれも「我慢したら良いこと」「成長したら変わる」話なのかもしれないんですが、「今」がちょっとしんどいです。

きっと自分の存在意義を見出したいはず

ご相談ありがとうございました。長文になってしまうのですが、お時間がある時にご覧くださいね。

まずはママの星を見ていきますと、自分の存在意義を自分で生み出したい人です。自分の世界の中心は自分でありたい人でしょうね。
でもこれは決して、自己中心的だとかわがままで勝手な人だとかってことではもちろんありませんよ。

自分というもののイメージをきちんと持っていて、こうありたいというイメージを周囲の人にも見せられる自分でありたいということです。すごく強い人だと思います。

理想のお母さんは自分らしいお母さん

ご相談の文章と星の並び、両方を見ていて感じたのですが、ご自身のセルフイメージとご自身が持つ“お母さん”のイメージとの間にズレがありませんか?

お母さんというのは、自分のことを後回しにして子どもを最優先で生活して、慎ましく優しく、大人しく裏方さんとしてがんばって、それを不満にも思わずにけなげに死んでいくものだ…。みたいな。(少し大げさに言っていますが。)

これがあなたにとってなりたい理想の母親像なのならなにも言うことはないのですが、心の奥でそんな生き方はしたくないと思っていませんか?
それなのに、自分を押し殺してイメージの中の母親になろうと無理していませんか?

充実したお母さんが子供の未来を明るくするはず

よくある世間の母親イメージってありますが、もちろんそんなのは少数派です。
バリバリとフルタイムでお仕事をして、家のことは家政婦さんとかおばあちゃんとかにお任せしている人だってもちろん母親ですし、育児をしながら大学などで学ぶ学生さんのママも今は多くいるでしょう。

そういう環境の子どもは不幸か?というと、絶対!そんなことはないです。

私の持論ですが、良い母親って「この世はいいものだ、生きてるっていいものだな」と自分の子どもに思わせてあげられる人だと思うのです。ここが私の親としての目標になっています。(難しいですけど…。)

例えばきれいなお家を常に維持してあげること、おいしいご飯を毎日作ってあげることなどはよくある良いお母さんのイメージですが、そのためにピリピリした雰囲気を子どもが感じてしまうと「この世はいいものだ」とは感じられないと思いませんか?
大人になると嫌なことも我慢して毎日やらないといけないんだ、大変だな、大人になるって嫌だな…と。

それよりもお母さんが毎日充実して生活している様子を見せられるということは、つまり未来は明るいということを見せてあげるということです。

お母さんの生き生きとした姿は、なによりも子どもが大人になっていくことをポジティブに感じられて、その結果子どもを生きやすくすると、私は信じています。

もし、心の中で少しでも同意していただける部分があるとしたら、ぜひ自分がしたいのに押さえつけていたことを胸を張って取り組んでいただきたいと思います。

強さと力のあるお母さんだから、大丈夫

お子さんはある程度決まったルーティンで生活するのが落ち着く人です。
クリスマスやお誕生日のような特別なイベントを素敵に演出されたりすることにさほど興味もなく、親としては寂しい気がすることもあるかもしれませんが、お母さんがバリバリ活動するとすればちょうどいいのではないでしょうか。

また、お母さんは相手の気持ちをどんなときでも自分の気持ちより優先する性質があるかと思います。
それが、私がやりたいことをやりたいと思っていいのかしら…という悩みにつながっているかもしれませんね。

ただ、家族にどんなトラブルが起こっても投げ出さずにじっくりと向き合える気持ちの強さがある人です。
ちゃんと力のあるお母さんですよ。安心してください。

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