甘酒のススメ。絶対ススメル訳。
冬になると甘酒が飲みたくなります。
きっかけは娘の受験の合格祈願に行った北海道神宮。
甘酒の出店が出ていました。
雪の中で飲んだ甘酒はあまーくてあったかくて
なんとも言えない幸せな味がしました。
甘酒が好きすぎて色々甘酒のことを調べてみると
甘酒が神すぎてもうこれは皆さんにご紹介しなくてはと
神様のお使いの巫女さんの気持ちでこの文章を書いています。
まず私が絶対に最初に言いたいこと。
それは甘酒には2種類あるということ。
私が小さい時に父親が好きで飲んでいたのは「酒粕」(さけかす)の甘酒。
酒粕はお酒を作る時に最後に絞った残りかすなので
少なからずアルコールが含まれています。
お子さんは飲めませんし
お酒の味がするので苦手な方もいると思います。
ここ最近の甘酒ブームの甘酒は「米麹」(こめこうじ)で
お酒というよりもむしろ甘いお粥と考えた方がいいかもしれません。
お米を低温で発酵させて作っているので発酵食品です。
発酵食品の何がいいかというと消化器に効いて
食べ物の消化吸収を助けるのです。
甘酒の成分を調べるともう美容に詳しい人なら大きい声で
「ええええええ!!!!!」
って言っちゃうくらいの素晴らしさ。
一つ一つ分かりやすく説明しますね。
❤️一番多い成分はブドウ糖やオリゴ糖
糖と聞くと女性は気になってしまうかもしれませんが
脳の栄養はブドウ糖。
全く糖を取らないわけにはいきません。
良質のブドウ糖をとると脳もしっかり働いてくれます。
オリゴ糖はご存知、腸内細菌のエサ。
腸内環境も整えてくれます。
1日118g摂取すると効果的とのことなので
マグカップに半分くらいですね。
❤️豊富なビタミンB群
ビタミンB群は代謝ビタミンと言われていて
エネルギーを作ったり、神経を整えたり、
アレルギー反応を押さえたりしてくれます。
美しい肌を作るには大切なビタミンです。
また貧血の救世主「葉酸」(ようさん)も含まれています。
ここまで聞いても飲みたくなって来たでしょ。
❤️その他の栄養素(アミノ酸)
システイン…え!システイン?あの高級な美白美容液に入っているやつ?
肌の代謝を整えてくれます。
アルギニンは筋肉増強、免疫アップ、血流改善に効果的
グルタミンは消化管サポートや傷の修復に役立つ…ということは食べ過ぎで
疲れた胃腸を補うのぴったり。
含まれている成分から「飲む点滴」と言われて
江戸時代には夏に夏バテ防止の栄養ドリンクとして人気があったそうです。
冷たい甘酒もいいですが私はやっぱりこの時期に温めて飲んでいただきたいと思います。
なぜなら冷たい飲み物より温かいものの方が甘味を感じやすく
飲んでいて満足感が高いからです。
❤️まとめ❤️
甘酒は脳の栄養であるブドウ糖や腸内細菌のエサであるオリゴ糖が多く
代謝を高めるビタミンB群やアミノ酸を多く含んでいます。
肌のバリア機能を高めたり、筋力や免疫を高めます。
発酵食品であることから食べたものの消化吸収を助けます。
甘酒はキレイになりたい方には絶対オススメですね❤️
参考文献:麹甘酒の成分・機能性・安全性(生物工学第97巻第4号) 倉橋敦
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