奈良香芝市議会の議長不信任動議可決
この動議の本質は、川田議長の過去3年間の数々の議会運営に対する不信任です。その経緯の内容は下記のとおりです。
①「公共財産有効活用会議」を主催し、権限のない学校再編方針を決定した。
②この方針を秘密会議で決定し、教育委員会に認めさせた。
(ある市民が、経緯が知りたいと教育委員会に議事録を要求したところ、
そんなものは無いとの回答であったが、2か月後に議事録は出てきたとのこと。)
③生活保護の申請に立ち会った市議会議員を懲罰委員会にかけ、同市議の議会出席停止決議を主導・決定した。これは高裁で敗訴した。
(地裁で敗訴し、前市長名で控訴を主導したは、川田議長である。前市長はこれらに反対であったが、議会の決定に逆らえなかった。)
(川田議長が連れてきた新市長も、敗訴を無視できないので、市と議会の二元性に反するようなことは、やめるように改めた。)
などである。
これらの違法且つ二元性に反する議会運営に、自民党、公明党などの議員が同調したことは驚きである。追随した議員は、議長の圧力を恐れた信念のない「烏合の衆」であると言わざるを得ない。
更に驚くべきは、議長に追随していた議員らも、全会一致で不信任動議に賛成していることである。(反対者が出ると、動議提案理由や反対理由の討論で、上記の内容が明かになるのを恐れたので、議長とその追随者が話し合って全会一致の賛成で、議論を討論なしに打ち切らせた可能性がある。)
動議には、単なる辞職勧告でなく、「議長の判断で辞職することを進める」という一文が付いており、逃げ道を作っている。)
日本の地方議会のレベルは、この程度のものであり、香芝市としては天下に恥をさらすことになったが、市民の日頃の無関心がこのようなレベルを許したのであろう。
公党たる自民、公明両党も余りにもお粗末ではないか!
彼らには、説明責任があり、市民に納得のいく説明をしてもらいたい!
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